〇　ザップ・ライヴ～ファンク・ライヴ・フォーエヴァー　（完全セットリスト、過去ライヴ・レポ一覧付き）

〇　ザップ・ライヴ～ファンク・ライヴ・フォーエヴァー　（完全セットリスト、過去ライヴ・レポ一覧付き）
 


【Zapp Live Report : Funk Forever】
 
（ライヴネタばれになります。これからご覧になる方で、事前情報を知りたくない方はご注意ください。見るか見ないか未定の方はどうぞ）
 
フォーエヴァー。

いやあ、久々のザップ。昔ながらのファンク・エンタテインメント、コロナですっかり影をひそめてしまったが、完全に復活だ。ザップとしては、2015年、2018年、2019年以来、それでも4年ぶり。コロナ禍はまったく来日できなかった。（下記ブログに2015年の新譜発売トーク・イヴェント＆サイン会の詳細）
 
さてそのライヴは、昔からのファンならご存じの通り、歌い、揃って踊り、観客を煽り、躍らせる。先にドラマーの席に座ったレスターの強烈な爆音ドラムスとともに、会場の客席内階段からステージまで練り歩きながらショーは始まった。計8人によるステージ。4人がキーボードだが、ショルダー・キーボード、据え置き型キーボード、そして台座の下に車もついている移動も可能なヴォコーダーも2台。ファンクのためのフル装備。しかも、驚いたことに3回程衣装替えまでしているではないか。徹底したエンタテインメント。この日はなんと予定の75分を超え、1時間45分の長尺ライヴに。
 
激しく踊り、観客をエンタテイン。キラキラのステージ衣装から、白の上下スーツ、最後はニューオーリンズ並みの観客を引き連れての練り歩きで何人もの観客をステージまであげてしまった。エンディングの「カリフォルニア・ラヴ」はまさにパーティー最高潮。
 
ファンクとはかくあるべし、ソウル・エンタテインメントはかくあるべしの、典型的なプロトタイプ、テンプレートだ。彼らのライヴを見ていると「ファンク・フォーエヴァー（ファンクよ永遠なれ）」と強く思う。
 
2015年イヴェントの際にも登壇してくれたテリー・トゥルートマンにライヴ後会うと、2019年は何十本もライヴがあったが、2020年は30本もなかった、2021年も2022年も十数本だ。それがやっと、2023年になって50本台に復活してきたという。アルバムも、2015年に出したものが最後で、今から、新作を作る、と明言。これも楽しみだ。

左・レスター・トゥルートマン、右・ソウル・サーチャー

このあと、９月１４日（木）ビルボードライブ横浜、１６日（土）ビルボードライブ大阪の公演が続きます。

http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=14204&shop=4

Zapp｜イベント詳細｜ビルボードライブ横浜｜Billboard Live（ビルボードライブ）

 http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=14205&shop=2

Zapp｜イベント詳細｜ビルボードライブ大阪｜Billboard Live（ビルボードライブ）

■セットリスト　ザップ、ビルボードライブ東京、2023年9月11日（月）ファーストセット
 
Setlist: Zapp 9/11/2023 @Billboard Live Tokyo
 
Show started 17:30
00      Video
01      Intro
02      So Ruff So Tuff
03      I Can Make You Dance
04      Dance Floor
05      Drum Solo
06      Be Alright (a riff of “Ooh Child”)
07      I Heard It Through the Grapevine
08      Do Wah Ditty
09      Heartbreaker
10      (Introducing Members)
11      Computer Love
12      I Want To Be Your Man
13      Shy
14      California Love
Show ended 19:15
 
BGM Move On Up
 
 
Members
 
Terry Troutman / テリー・トラウトマン (Vocals, Keyboards, Bass)
Lester Troutman / レスター・トラウトマン (Drums)
Dale DeGroat / デイル・デグロート (Keyboards, Vocals)
Bart Thomas / バート・トーマス (Keyboards, Bass, Vocals)
Bryant Hamilton / ブライアント・ハミルトン (Keyboards, Vocals)
Thomas Troutman / トーマス・トラウトマン (Vocals)
Ronald Frost / ロナルド・フロスト (Guitar, Vocals)
Anthony Arrington / アンソニー・アリントン (Saxophone)
 
■ザップ関連・過去記事
 
ザップのトーク＆実演＆サイン会（パート１）～日本への感謝の気持ちを込めた最新作
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『★○◇　ザップのトーク＆実演＆サイン会（パート4）～ザップ最新作の写真について』

(ここにトゥルートマン9人兄弟姉妹・一覧)
 
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『◎ザップ・ライヴ～シャーリー・マードック、ボビー・グローヴァーを迎えて』

 
2010年03月03日(水)
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『▲ザップ＆シャーリー・マードック～徹底したエンタテインメント』

 
2005/01/29 (Sat)
Zapp & P Funk Live At Zepp

ファータイル･グラウンド Soulsearchin' Diary ソウルサーチン　日記過去分　吉岡　正晴

 
 
 
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