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マンガ大賞2022の順位をガチ予想してみた

電子書籍&漫画ブログ「トレデン」を運営しているトミー(@trendebooks)です。
先日「僕的マンガ大賞2022」という記事を書きました。

この記事は僕がマンガ大賞2022にノミネートした10作品を実際に読んでみてランキング付けするなら…という僕の主観たっぷりの内容です。

対して、本記事は2022年3月に発表されるマンガ大賞2022年のランキング予想になります。あくまでも予想ですのでこういう考え方もあるのか〜という気持ちで楽しんでいただけたら幸いです。

では、いってみましょう!


マンガ大賞のコンセプト

マンガ大賞は面白いマンガを周りのひとに宣伝したい読者が 「このマンガはこんなに面白いよ!」と、マンガに興味はあるけれどそれほどディープではないひとに伝えるための参考なる賞として設立されました。

「これはぜひ、他の人にも読んでもらいたい!」と誰かに伝えたくなる漫画を紹介するのがマンガ大賞です。

マンガ大賞2022をガチ予想してみた

マンガ大賞のコンセプトの「これはぜひ、他の人にも読んでもらいたい!」をもとにマンガ大賞2022のガチ予想をした結果が以下になります。

1位 【推しの子】
2位 チ。-地球の運動について-
3位 トリリオンゲーム
4位 ひらやすみ
5位 ダンダダン
6位 ルックバック
7位 海が走るエンドロール
8位 女の園の星
9位 自転車屋さんの高橋くん
10位 ダーウィン事変

このように予想した理由をまとめておきますね!

1位 【推しの子】

マンガ大賞2022の大賞本命は「【推しの子】」だと予想します。

マンガ大賞2022のノミネート10作品で2021年もノミネートされていたのは

「【推しの子】」(2021年5位)
「チ。-地球の運動について-」(2021年2位)
「女の園の星」(2021年7位)

の3作品です。

昨年の結果を踏まえると「チ。-地球の運動について-」も大賞候補で、2022年のノミネート時点で「【推しの子】」「チ。-地球の運動について-」ともに6巻まで発売になっています。

「女の園の星」はコメディ漫画なので好き嫌いが「【推しの子】」「チ。-地球の運動について-」よりも出る作品かと思います。そう考えると大賞は残念ながらないかなと。

「【推しの子】」「チ。-地球の運動について-」はどちらも十分に面白いのですが、エンタメ性や話の起伏が僕は「【推しの子】」の方が強いと感じており、なおかつ万人向けの作品なのではないかと感じます。

書店員さんも広く薦めるなら「【推しの子】」、狭く深く薦めるなら「チ。-地球の運動について-」という判断になるのではないかと思い、「これはぜひ、他の人にも読んでもらいたい!」とより強く思える「【推しの子】」を1位だと予想します。

2位 チ。-地球の運動について-

マンガ大賞2021では「葬送のフリーレン」に次ぐ第2位。「チ。-地球の運動について-」もマンガ大賞2022の大賞作品本命だと思います。「【推しの子】」とどちらが大賞をとっても納得するくらい良い作品です。

ストーリーの重厚さや真理を追う人々の鬼気迫る姿に感動を覚えます。僕も続きをとても楽しみにしている作品です。

ただ、マンガ大賞の「友達に勧めたくなる」というコンセプトは「【推しの子】」が優っていると感じたので2位と予想しました。

3位 トリリオンゲーム

「アイシールド21」「Dr.STONE」の稲垣理一郎原作、「男組」の池上遼一作画の王道青年漫画です。スピーディーで刺激的なストーリー展開と池上先生のリアリティのある描写で1話からずっと面白い。

僕的マンガ大賞2022では2位にするくらい好きな漫画で友人にもバンバン薦めることができます。

マンガ大賞2022で大賞を取ってもおかしくないくらい面白いのですが、ノミネート時点で2巻までしか発売になっていません。「【推しの子】」は6巻まで発売になっており、なおかつ面白さがずっと続くので今年は「トリリオンゲーム」の大賞はさすがに厳しいかなと予想します。

もし、4巻くらいまで2021年に出ていて面白さを継続していたら大賞をとっていたかもしれません。巻数が増えた来年が勝負だと思います。

4位 ひらやすみ

阿佐ヶ谷の平家を舞台に描く日常系マンガです。人情ドラマを見ているような感覚になります。

僕はすごく好きな作品で僕的マンガ大賞2022では3位に選出しました。

「ひらやすみ」もノミネート時点では2巻までしか発売になっておらず、「【推しの子】」「チ。-地球の運動について-」に比べると薦める優先順位はちょっと下がるのではないかという予想です。

5位 ダンダダン

マンガアプリ「ジャンプ+」で人気のジャンルレス少年漫画。バトル、ミステリ、オカルト、SFなどごった煮だけどまとまったすごい作品です。

十分面白い作品ですが、ここから読み手を少し選ぶかなという印象があるマンガです。万人向けではないかなと思います。

面白くて推したい人と、漫画をあまり読まない人にはちょっと推しにくいという意見が混在しそうでポイントがわかれるため5位と予想しました。

6位 ルックバック

いま漫画界で一番勢いのある漫画家・藤本タツキ先生の長編読み切り漫画。

「このマンガがすごい2022」のオトコ編第1位をはじめとして大きな反響があった話題作です。1巻の漫画の中にさまざまな要素が詰め込まれており、とても読み応えのある作品だと思います。

ただ、漫画をあまり読まない人にいきなり「ルックバック」を薦めるかといわれるとNOかなと思います。

実際、マンガ大賞2020で藤本先生の「チェーンソーマン」は12作品中8位でした。マンガ大賞のコンセプトを考えると票が割れると思うので「ルックバック」も中位になるのではないかと予想します。

7位 海が走るエンドロール

1巻が衝撃的に面白い作品。僕的マンガ大賞2022では4位に選出しました。

マンガ大賞2021では「チ。-地球の運動について-」が1巻のみの評価で2位を獲得しているのでもっと順位が高くなる可能性も十分にあります。

ただ、1巻は導入という印象が強く、ここから面白くなるか、つまらなくなるかの分かれ道という感じで終わるので現時点で誰かに薦めるかちょっと悩むところ。

1巻がめちゃくちゃ面白かったけど、名作になるかは2巻以降が重要だよね。そんな作品だと感じました。

(実際2022年2月に発売になった2巻ではちょっとトーンダウンしたかなという印象です)

8位 女の園の星

女子校に勤務する星先生と女子生徒たちの何気ない日常を描くシュール系のコメディ漫画です。昨年のマンガ大賞もノミネートしており第7位でした。

女性からの人気が高く、男性からの票が割れそうな印象。もう少し順位は上になってもよい気もしますが、漫画をあまり読まない人にいきなる薦めるのはちょっとハードルが高そう。

特にコメディ漫画は笑いのツボが少しズレただけでもつまらなく感じてしまうので順位は下位かなと思います。

9位 自転車屋さんの高橋くん

30歳のOL・飯野朋子と見た目はヤンキーだけど真っ直ぐな性格の高橋くんの恋愛模様を描くラブコメ漫画です。

内容は割と王道ですが、設定に少しクセがあるため好き嫌いがはっきり出そうな作品だと思います。

僕も読んでいて面白いと思う部分と、ここは読者を選びそうと思うところがあり、おそらく票が割れると思ったので下位になりました。

10位 ダーウィン事変

マンガ大賞2022で最もクセが強いマンガ。ノミネート10作品によく残したなという印象です。

正直、今回のノミネート10作品で最も漫画をあまり読まない人に勧められない漫画かと思います。クセが強すぎる。

ただ、僕は今回のノミネートで「ダーウィン事変」を手に取り、とても面白いと思ったのでありがたかったです。

マンガ好きがマンガ好きに薦めたくなる作品だと思います。

マンガ大賞2022の順位をガチ予想|まとめ

マンガ大賞2022の順位を本気で予想してみました。予想した順位は以下の通りです。

1位 【推しの子】
2位 チ。-地球の運動について-
3位 トリリオンゲーム
4位 ひらやすみ
5位 ダンダダン
6位 ルックバック
7位 海が走るエンドロール
8位 女の園の星
9位 自転車屋さんの高橋くん
10位 ダーウィン事変

実際、書店員さんがどの作品を「これはぜひ、他の人にも読んでもらいたい!」と思うのか注目したいと思います。

漫画を半額や割引で安く買う方法

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それでは、好き漫画ライフを!

 

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