エッセイのエッセイ
noteをはじめたのは、今年5月。
今まで書いた記事は、24こ。
自分を褒めてやろう。
だって、私の書いているのはエッセイだ。
嘘がかけない上に、エッセイを書くことでもう一度、疑似体験しなければならない。
どうやら私は、楽しく幸せなことを想い出すより、辛く悲しいことを想い出す方が得意なようだ。
だから、大阪の芸人が過去の話をネタとしてテレビで話しているときのように、
「あれは悲しかったでー、なぁ思わへん?」
と、いった感じで頭のなかにいる誰かにしゃべっている。
それがそのままパソコンの画面に文字となって現れている。
これが、私の理想のエッセイだ。
だって、せっかく書いているんだもの。あまり落ち込まないようにしたいのだ。
過去のことを想い出すことで、今の自分に影響が及ばないように最大限の注意を払いたい。
苦い経験。
恥ずかしい経験。
などなど、やはり辛く悲しい想い出を、頭のなかとはいえ、もう一度経験するのは大変な作業だ。
しかし、「あの出来事って、こうもとれない?」と違う側面が見えてきたりして、救われたりするから不思議なのだ。