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大義なき戦い

いやはやとんでもねえ。
よく知らない遠い遠い国に送り込まれ
何の大義かも全くわからないまま
他国のために戦わされ
味方からは捨て駒のように扱われ
突撃しなければ背後から撃たれ
戦場へ入ったら殺人ドローン兵器に襲われる。
死んでしまったら味方に顔を焼かれ
死んだことさえもうやむやにされ
家族にも一切知らされない。
本当にこれが現実なのだろうか。
どこの国で生まれようが
子どもは守られ大事に育てられ
立派な大人になってからも
幸せな人生を歩むことを
当たり前に親は望んでいる。
親御さんの気持ちを思うと非常に辛い。
わけもわからず戦場に連れて行かれ
恐怖のどん底に突き落とされ
目の前で起きていることが何も理解できないまま
絶望の中で死んでいく若者達のことを
考えると本当にとんでもないことが
何の悪びれもなく展開されて
強い憤りを感じる。
息子が軍隊に送り込まれた親は
政府の情報統制により
そんな状況に陥っているとは
思っていないのかもしれない。
しかし永久に帰ってこなければ
時間の問題である。
不安が日増しに大きくなっていて
夜も眠れない親もいるとの情報もあるが
残念ながら時はすでに遅しだ。
そんな国が許されていいはずがない。
戦場では投降を投げかけるビラが
ばらまかれているらしい。
すぐに投降して一旦保護されることが
大義のない戦いを強いられている
若者達の残された唯一の選択肢かもしれない。
一刻も早い停戦を望む。

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