自分の天職は誰かにみつけてもらうもの
天職とはその人の天性に最も合った職業のことを指します。これが自分のやりたい仕事と合致していると素晴らしいのだけれど、実は好きな仕事と向いている仕事は違う場合もあります。でもやってみないとわからないところが「天職」のみつけ方の難しいところです。
20代はまずは自分の伸ばしたいスキルの先に「一緒に働きたい人がいる」「仕事が好きな人がいる」「仕事場の空気が前向き」というところを選んだほうがいいと思います。どこで働くかよりも誰と働くのか。仕事の醍醐味と幸せは誰かに必要とされること。必要されて初めて実力がつくのです。そして続けたときに先に誰かに認めてもらい天職になっていくのだと思います。
しかもリモート勤務になればなるほど誰と働くかが大切だと思います。家でパソコンに何かを入力するだけなら、将来的にロボットなどにとって代わられる可能性もあります。ヒトでないとできない仕事。考える、工夫する、知識を溜めて使うを繰り返すときに相談できる人が近くにいないと孤独な作業人になってしまうからです。やったことを常に評価してもらうことが成長につながります。
加えて社内のセクショナリズムがさらに足を引っ張ることがあります。意味のない分業の先にはストレスしか残りません。本当は自分がやったほうがいいとわかっていても、部署間のルールで互いがが踏み込めないということがあります。仕事を部分的にしか関われないと自分の天職というのが掴みにくいのです。こうゆうことが部署間で起きてしまうのは無駄なプライドのせいですよね。
転職で天職に出会ったてからは全てのことが糧になり、自分の周りで嫌なことが起きにくくなります。私の場合はあるクライアントに出会い続けていくうちに「向いているよ」と言われた瞬間に天職になったと思います。目の前の仕事を丁寧に自分のものにした、その先に天職があると思います。天職に出会い穏やかに前向きに過ごせるといいですよね。
大きな台風、猛暑にコロナ。それぞれが命を守る行動をとるべき初秋の週末。気を付けてください。今回も読んで頂きありがとうございます。