29歳で来る仕事の壁の前で呆然とする
若いときには自分が知らないこと、できないこと、でもやってみたいことのバランスが悪くなってついつい「できる」風情な立ち振る舞いをしてしまうもの。一方でできないを突っ込まれないように「あいつはバカだ」的な発言を上からしてみたり、知らないのをいいことに同世代に無駄な虚勢を張ってしまうものです。これは成長するときに誰もが通る道かもしれません。
そこで「何クソ」「いつか自分も」「絶対成功してやる」「早くできるようになりたい」というその負けず嫌いの気持ちは持ち続けてほしいと思います。経験がなくてビジネスのシーンで全く相手にされないカンジの悔しさは若い時に誰でも通る道です。発言に重さのないのは時間というお金で買えない障壁があるから仕方ないのです。誰かの経験を借りながら自分らしさを磨いてください。悔しさは成長のバネになります。
私の場合、仕事の壁が29歳で突然目の前にたちはだかりました。全くできない、全く知らない。でもやらなくちゃという壁は結局乗り越えられずにいつも呆然と立ち尽くしているような毎日でした。
私の甘いヘナチョコ仕事では待世の中に相手にされないことがわかったのは進歩でした。その気づきが仕事と人生のスタートだったような気がしています。組織に守られ組織のせいにして、休みや報酬だけを主張していた毎日から、自分でなんとかしなくちゃと思えたのは進歩でした。仕事がアシスタントや手伝いや作業からビジネスにつなた瞬間です。周りが見えれば見えるほどに実力がないなら早く量をこなすしかない、それが正義だと気づいたときには30歳になっていました。
運動も日々トレーニングして、かつ一流の人と試合をしながら実力を上げるように仕事も日々のトレーニングが必要です。チームプレーなので自分の得意と周りの得意を集める必要があります。自分の仕事はいつも自分が監督でトレーナーでキャプテンでいなければいけないのです。
自分がイケていると思っているうちは実はビジネスのスタートラインに立ててないのかもしれません。一方でイマドキの働き方として「自分らしく」「無理したくない」「風まかせ」「頑張りたくない」「偉くなりたくない」「責任を持ちたくない」という方もいます。好きなことだけを自分のできることだけを無理せずにやって一生お金を稼げるようになれたらいいですよね。
29歳の壁。その壁の超え方は自分次第。乗り越えるものがあって誰かに必要とされた方が幸せです。できれば自分にしかできないことをみつけてくださいね。読んで頂きありがとうございました。