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すべらない話から学ぶプレゼンの極意

面白い人とそうでない人。ヒトは性格ではなくて話し方だけでそのヒトを判断していたことがわかります。コトバによってそこにいる全員のイメージが重なったときに笑いや楽しさが生まれるのだと思います。

私の大好きな「すべらない話」は「べしゃり」だけで盛り上げていきます。偶然つけていた深夜帯の第一回目から見ています。あまりの面白さに衝撃でした。当時、松本と宮川大輔が恵比寿で、毎晩会って飲んでいていて、そこで出たテッパンの話は面白い話は何回聞いてもすべらないから、それをテレビでやったら受けるかどうかを試したのが「すべらない話」のルーツだそう。

私は宮川大輔、ほっしゃん、兵頭、最近なら麒麟川島の話で転げてしまうほど大笑いしています。彼らに共通するのは面白い話は、話のスタートの時点でもう面白いのです。本題が始まる前からもう現場に連れて行ってくれるのでワクワクします。

「実は俺が4年生のとき、学校から帰って台所で4人で夕飯食べているときにうちのバカな父ちゃんがおるんやけど・・」とか「3年前うちの四代目のマネージャーがいいとも終わりで、アルタからお台場に向かっている車内での出来事なんですが・・」とか短いけど、出だしのシチュエーションの説明が上手いのです。空間の広さや空気も伝わってきます。

面白いかどうかはこの出だしが大切な気がしています。この出だしさえ間違えなければオチまでが完璧につなげます。うちの仕事で言うと、クライアント話すときに「立体的に動画で話す」ことが必要かと思っています

紙で説明するのではなくて、コトバに動きや色やニオイをつけて最初に「面白いぞ」という勢いをこめて話すのがよいみたいです。仕事力に必要なプレゼン力はすべらない話から学べると思います。ぜひYouTubeとかでみてください。

読んで頂きありがとうございました。ちなみに私の知り合いの経営者の皆さんは割と落語を聞く方が多いです。落語もべしゃりだけでヒトを惹きつけるからです。すごいチカラです。志らくさんさんの若い時なんて秀逸でした。


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