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自分を棚に上げがちな人たち

バブルのときは①見た目が良くて②性格がよくて③仕事ができていい会社に勤めていて④自分の周りの友人や家族とも仲良くて⑤話が面白くて⑥趣味があって⑦センスがよくて⑧年収が高くて⑨次男で⑩学歴のいい人と結婚できたら幸せだという欲張りな女性がたくさんいました。

腹のなかでこれを本気で思っているだけでなく言えるって図々しいを通り越して「スゴイ。スゴイ」と思っていました。「自分は?」という目線どころがないのが驚愕です。もともと私はモテないし、見た目なども含めて分をわきまえているので唯一自分の努力で結果が出る仕事はきちんとやることはやって、あとは相手に要求しないほうがいいなと思っていました。ひねくれているとかイジけているのではなくて、「もともと人に言えた義理じゃないから人に要求なんて・・」という前提で生きてきました。

結婚や交際、転職で一番重視すべきは相性だと思います。人間も所詮生物。このヒトといると落ち着く、楽しい、将来を語れる、何をやっていても許せるという計算やスペックでも何でもない、生物学的に一緒にいたいという純粋な感情=相性が大切で、どこの大学出身か、長男とかが気になっている時点で相性が良くないのかもしれません。

自分のことを棚に上げがちな人と一緒にいるとよそと較べられがちで、心がいつもささくれてしまうと思います。自分を棚に上げているから相手への要求がきついのです。「棚に上げ系」人間っていつも人のせいにしているから、不満で不幸です。目の前の人と自分の環境に文句ばかり言っています。

奢らず騒がず、そして相性が悪いと感じたらそれを認める裁量が欲しいですよね。どっちのせいでもないですから・・。読んで頂きありがとうございました。


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