熱中症を絶対軽く考えないこと

有難いことに今日も無事に誕生日が迎えられました。イベントもプレゼント交換もこの数十年あまりなくなったがそれでもこの日を元気に迎えられるのは有難い。本日東京は36℃という最高気温の予想。うちは東向きなので夏の朝のリビングはエアコンをつけないと軽く40℃を超えて暴力的に暑いです。ベランダは50℃にもなります。長く重苦しい梅雨が明けて突然真夏。今年はあまり運動もできずに上手に汗がかけていない方が多いから少し心配です。新型コロナは紫外線に弱いと聞きましたが夏でも猛威を奮っています。医療関係者のみなさんの体力も心配です。

今日は長年仕事で取り組んでいるテーマ、熱中症の誰でもできる対処法を書きたいと思います。以前救急外来である意識不明の患者さんが救急車で運びこまれて、そのまま救急隊員の方と医師が患者さんを氷水の入った大きな水槽にそのまま全身ごと漬けられていました。それはその後も何度もみました。体温が上がり過ぎてしまっているので脳を守るためにとりあえず物理的に体温を下げることが大切なんだそう。

熱中症が重症化すると多臓器不全になってしまうからです。だから熱中症にならない工夫がもっとも必要。もし外出先で熱中症になりそうと感じたらまずは「コンビニ」「スーパー」「ドラッグストア」結構冷えているのが{銀行の無人ATM」。冷房がガンガンに効いているところに少し入らせてもらってください。身体を早く冷やすことが何よりも大切。

時間があれば冷房が効いたカフェとかで1時間くらい身体を冷やしてください。屋外にいたら車の冷房を強くかけて車内でしばらく冷やしてそこで退避。少年野球などの付き添いのお母さんたちは交代で室内に入ったほうがいいですね。今扇風機とかベストとかいろんなグッズがありますからそれも使ったほうがいいと思います。コンビニで買った氷で頭を冷やしながらやると効果的です。

熱中症になりそうなら水分を摂って木陰で休むなんて猶予は実はあまりない場合が多いのですぐ動くことが大切。今日のように命の危険がありそうな暑さの日はなるべく出かけないで済む人はでかけない。私みたいにクーラーが苦手な人でも直接風が当たらないようにクーラーを使い脚が冷えたらタイツとかスパッツを使っても頭は冷やしたほうがいいです。

体幹は37℃とほぼ一定に体温を保たなければならないのにこの暑さでそれができなくなると全身がいろんなに不調を起こします。その不調のサインを大量の汗や頭痛やしびれや寒気で教えてくれています。人が生物としてストレスに一番感じることは「脳が暑くなる」こと。三連休前。皆さん体調管理に気を付けて穏やかにお過ごしください。

今日も読んで頂きありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!

幸せに働く、幸せに生きるヒント
よろしければサポートお願いします。サポートは全て寄附に使わせて頂きますね。