コロナ転職で勝組になる
コロナ転職には2種類あります。世の中が動いているから積極的に動きたいと思った方。一方で業績悪化で不安になった方です。後者の方はまずは将来の収入を確保するための転職。生活の基盤を整えたのでこれも転職に成功。勝組です。
前者の方は、人生と仕事を変えようとしている転職。このような世の中が動いているときに波に上手にのったほうがうまくいきます。
私も若い時は「ラクしてお金が貰える場所」をいつも探していました。そんな場所はあっても、長く続けられないと感じたのは30歳を前にしてでした。33歳で今の仕事に出会うまで、自分が長く働ける会社と仕事に出会えるのかがわからずに、いつもとても苦しかったです。私の時代は女性管理職なんて考えられず寿退社が当たり前でした。
人生に数年間だけでも、真剣に仕事に向き合わないと成長は手に入れることができないとわかったのです。成長できる仕事を任せて貰えることをチャンスというのかもしれません。
①「向ていてると思える仕事をしている」
②「自分のやっていることを誇りに思える」
③「成長できる」
④「このヒトみたいになりたいと思える人がいる」
⑤「専門性が身に着く」
⑥「学びたいことができている」
⑦「生きている実感がある」
⑧「自分の居場所がある」
⑨「毎月の収入がある程度確保できている」
➉「土日は休める」
これの一つでもあれば勝ち組の仕事人生だと思います。
一方で仕事にこだわらずにスペックにこだわる人もいます。
①「フルリモート」
②「給料が高い」
③「そこそこ大企業」
④「怒られない」
⑤「まあまあ知名度がある」
は企業のスペックであり自分のスキルとは乖離しています。安心と安定を手に入れると同時に「歯車」「退屈」「社内政治」「担当ではななく窓口」「配属された部署によって当たりはずれがある」「人事だけを気にして生きる」ことになる場合があります。それを受け入れてしまうと楽になれます。
大きいだけで会社を選んだ方、イケているからなんとなく働いていた方、勢いだけで営業してきた方にとってこの2年のリモートワークは自分たちの仕事や生き方を見直すいい機会になったと思います。
私の場合は広告代理店からPR会社への転職がなければ60歳までこんなに充実した仕事人生は歩めなかったからです。広告代理店の仲間は素晴らしかったので転職に悩んでしまいました。しかし手数料ビジネスではなくフィービジネスに変えて、かつ人のために仕事をする、長く近くクライアントを支えるビジネスに変える決断は正解でした。
「今の仕事でいいのか」「今の会社でいいのか」「ここで定年を迎えていいのか」と悩んでいる方。世の中が大きく動いている波に乗って新しい世界にいってください。誰でもできる仕事より、自分でないければ困る仕事をみつけてチャレンジするのは楽しいです。
読んで頂きありがとうごさいました。元の生活に戻るのではなく、新しくなった働き方や仕事との付き合い方をそれぞれが見つけて生きていければいいと思います。息をするように自然に働けたらいいですよね。役に立ててお金が貰えて認められるのは楽しいのです。