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新働き方の時代を認めない人

若いときは上の言うことを何でも言うこと聞く人が出世して見えるのが不思議でした。それが自分が管理職になってやっと「社内における自分のニーズと立ち位置がわかっているからできることなんだ」と気がつきました。上にいい顔する人は下に威張る人と若くてバカな私が決めつけていたのですが、よく考えたら若い人にへらへらとしてサボってばかりいるおじさんよりもいい中間管理職だったのです。

最近は年功序列という名の評価制度が少しづつ崩れたお蔭で、上にだけいい顔していても下とチームになって動けないと評価されない時代になったのはよかったと思います。異動や転勤もライフスタイルや家庭の事情が加味されて言える社会になったのは進歩ですね。また偉くなりたくないという人もいて、ずっと現場という方の意見も取り入れて貰えるのも良かったですよね。組織でうまくやることは上の顔色をみることではなくて、結果を出すことに変わりつつあります。結果を出すから好かれるのです。

リモートワークの普及、会議のオンライン化により、隣の上司と声をかけあう報連相という仕組みがメールになった今、前よりも若い世代の自立が求められています。また上司からの日々の応援も減ったので自分でやるしかないのです。それは個のチカラが試されるいい時代とも言えると思います。

働き方も変わりつつあります。大きな企業にいて安心感を得たいというのもありだし、フリーで生きていくのもありだし、田舎で自給自足もありです。一度キリの人生ですから自分のイキイキと輝ける場所を探したらいいのです。

但し40以上で価値がでる方は1つのことである程度バリューをさせる方。そこから新しいことにチャレンジしたくても年齢的に組織側が受けいれてくれるトコロが減ると思います。しかも新しく始めることだと収入が限られてくるかもしれません。生涯賃金をある程度得たいと思ったら自分のバリューを20代から出してくださいね。組織に利益をもたらす人は結果、人生で大きな収入を得ることになります。

好きなことよりできること、やりたいこととできることは違うと覚えておくといいと思います。神様から貰った才能を活かしてこそ天職。天職に出会えますように。読んで頂きありがとうございました。

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