戻れないことを憂わずに
コロナはもう都内で5人に1人の方が罹患されています。2回目の方もいます。アメリカでは既に100万人の方が亡くなられました。イギリスでは罹患された5%の医療関係者が後遺症から仕事を辞め深刻な人出不足が継続中らしいです
日本は感染症のランクを治療や予防、隔離を国の管理下におき全て無料にする2類から、治療薬の確立を前提にインフルエンザのように個人で予防のためのワクチンを打ち、検査や治療する5類にするかしないかの論議が盛んです。
個人的には、治療薬だけでなく、後遺症ケアの研究が進んで欲しいと思います。脳梗塞のリハビリのようにコロナ後遺症リハビリは必要だと思うからです。呼吸器や脳。両方から研究が進んでほしいです。
最近乗ったタクシーの若い運転手さん2名はワクチンを一度も打ったことがないと話されていました。理由はそれぞれ面倒だからとワクチンの予約が取れないから。若い女性は2回以上感染。最近はすぐに治るからとワクチンも打たないし、感染したかも特定しないそう。
ワクチンを打つ打たないは自分の判断で良いんです。しかし昨年まで元気だった若い方が亡くなったり、後遺症に悩むのは苦しいです。音楽会の超重鎮、小田和正さん、山下達郎さん、桑田佳祐さんも最近感染され、ライブが中止になったととネットニュースで出ていました。それぞれ60代後半から70代だから重症化リスクはかなり高めです。もし感染して高熱や喉の激痛のときは、カップアイスを溶かして飲んでください。飲みやすいしエネルギーが補給できます
日本でも他国よりは少ないですが、既に3万人も亡くなられました。戦争が実際にある時代に、子どもが1人亡くなるだけでも辛いのに、コロナで寿命をまっとうできずに亡くなられた方がかなりいます。加えて救急関係者、医療関係者、介護系の方、障害者施設の方、認知症のグループホーム、そして保育系の現場の声を聞くとこの3年は想像以上に困難を極めて、誰かか濃厚接触者になりシフトが組めない状態が続いていつもスタッフ不足で大変だそうです。逼迫はリアルでした
一方で夏休みの帰省や家族旅行は我慢せずかつ楽しんでほしいのも本音。プールや海水浴やキャンプにも行ってほしいです。若い世代の夏は一度きり。また子どもの成長は早く祖父母が抱っこできる期間はワンチャンスと思うほどに短いです。思い出作りは止めないでほしいです。元気な顔をみせるという親孝行をしてほしいです。海外も感染しないならば解禁で良いですよね。友人はアフリカにボランティアに出かけています。幸せそうです。
アフターではなくウイズ。そろそろ終わらないと認めないといけないんだなと感じます。普段からある程度は飲み物や食べ物、薬は用意しながら過ごしたいです。コロナ感染後には帯状疱疹になりやすいという論文が出たそう。私は2年前の秋に帯状疱疹になりました。周りにも同じ病気が7人くらいいて驚きました。もしかしてその時感染していたのかなと今になって思います。
前の暮らしには全部は戻れないことをもう認めてしまい、マスクをしてても、宴会ができなくても、酒を朝まで飲めなくても、ライブで騒げなくても、みんなで歌えなくてもそれでも仕事やプライベートを充実させて、下を見ないで穏やかに過ごしたいです。それぞれが3年間コロナで縮み始めていた心をほぐしていきたいです。一度きりの人生。自分の幸せのために楽しむことを止めずにいてほしいと心から願います