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ゆるやかな孤立と自立

小学校時代に2回転校しています。この転校は私の生き方にかなり大きな影響を与えました。最初の二年生の夏休みの転校は田舎だし、生まれた時からみんな顔見知り。クラスでグループもできていたから、次のクラス替えまで、遠慮して半年は誰とも話さないで、図書館ばかりにいました。一切いじめられるとか、嫌な感じもないけど、よそもの的な扱いでゆるやかな孤立をしていました。

そして2回目の転校は、以前の転校の失敗体験から自分から明るく楽しくクラスメイトに話かけたら、1か月で友達ができました。楽しかったです。この経験により今の私が形成されていったと思います。昭和歌謡の全盛期。モノマネと替え歌で笑いをとりました。

新しい環境に入ったら、周りに興味を持ち何より明るく話しかけていないと、誰も自分に興味を持ってはくれないを実感しました。待たない、話すを繰り返すだけで変わります。

子どもの時にゆるやかな孤立を経験したのはよかったです。馴染んだり楽しく生きるためには孤立しないように自分からオープンな気持でいないといけないのです。

もしかしたら世渡りという言葉はゆるやかな孤立との付き合い方。自分の場所を作り、かつ居心地を良くしていく処世術なのかもしれません。たくさんの人がいるから優劣、好き嫌い、孤立がおきます。どんな環境でも起きるゆるやかな孤立と協調を繰り返し、気持ちよく自分らしく生きていければと思います。

人間の数だけ、価値観や生き方の違いはあり、職場ではみんな違ってちょうどいいからお互いの距離感が大切。

うちの会社は人数も少なく、かつコロナなんで1人ランチも全然ありですが、それは孤立ではなく自立だと思います。誰かといないと安心できないは卒業した方が良いですよね。

「郷にいれば郷に従え」は世渡りの究極なことわざだったと転校や転職で学びました。出る杭は打たれますが、打たれてからが人生。周りに応援される出る杭になるために頑張ってくださいね。若いとあと40年働けます。働くのは楽しいから楽しみがたくさんあって羨ましいな。一度きりの人生の主役はずっと自分。楽しんでください。人生という舞台を楽しんでください。

私が明るく話しかけていくのは性格ではなく楽しい時間にしたいから。なぜなら年上の人から話しかけるべきと思っているからです。読んで頂きありがとうございます。

出る杭は 周りの力を 得て育つ


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