辛い心を仕事が救ってくれることがある
1990年。30年前に母が突然亡くなった後、行き場のない空虚感と不安感を抱えていた私を救ってくれたのは仕事でした。来る日も来る日も自分のことを考える時間もない量の仕事をこなしていくうちに、少しづつ元気を回復していきました。仕事のリズムが心のリズムを整えてくれたのです、
その時代に経験したこと全てが30代以降の自分を形成してくれました。母の死で、世の中に考えてもどうしょうもないことがあると知った一方で、やればやるだけ結果がでるだけでなく、時間が早く過ぎ去る仕事って有難いと思いました。
その30年後。日本全体が元気が無くなっています。しかし30年後は私みたいに、苦しかったときのことを回顧して、次の世代に少し役に立つことを語っているかもしれません。だから今は変化を受け入れて、淡々と過ごしてみてください。
リモートという働き方は、人によっては、「孤独」と「不安」がつきまといがちです。最初は通勤が無くてラッキーとか思っていたかもしれませんが、実は弊害もあります。ヒトも生物なので、昼間同じ空間に誰かといることで安心感を得られます。オフィスの近くの一人ランチでも馴染みの店の人との会話したり、隣の人との雑談したり、日々のさりげない挨拶は気持ちを元気にしてくれるのです。
リモート勤務中は「何も進んでいない」という焦燥感が押し寄せてきがちです。オンライン会議も普段の会議よりも疲れてしまいます。犬などのペットもいつも飼い主がいてくれると思うと興奮して体調を崩しがちだそう。
ストレスというは適度にあるのがいいです。過剰な期待はプレッシャーですが、適度な期待とある程度の仕事量はあったほうがメンタルヘルス的にはいいと言われています。
今慣れないリモートで放置されている状態になっている方全てが不安だと思います。その不安を乗り越えるのは明日のために何かが進んでいる状態になること。成長できる期間はとても短くとても貴重、30歳になる前は、淡々と今できることをやったり、仕事ができる人に囲まれて過ごしてください。
自分は何者?という問いかけをする前に、この半年で心が疲れているというのを自覚して何か動いてください。読んで頂きありがとうございました。今日から都心は寒いです。風邪ひかないようにしてください。明日はハロウィーン。今年の渋谷は、多分宮下パークの渋谷市場にヒトが集まると思います。渋谷区に住んで26年。この日だけは少し憂鬱です。
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