流星群の夜に思う人生の時間
昨日の夜は部屋を暗くして窓際のソファーに寝転んで流星群を楽しみました。自宅の前が暗いので流星群の夜は条件が合えば肉眼で部屋から天体ショーが見られます。流れ星というと光の帯が流れていくイメージがあるかと思いますが、流星群の空は線香花火の終わりかけのような星屑が広いが空にチラチラとまたたいているのです。光が蠢いているというか・・。星の終わりは派手ではなくてとても密やかなんだなと思います。
何億光年も前の星も寿命があってその役目が終わって最後の光をひそやかに放っているのだなあと思います。この悠久の天体ショーを見てとてもいいと思うことは二つ。人間は小さく時間はすぐ過ぎ去るということと星の歴史に較べたら、寿命が伸びたとはいえ私たちのニンゲンの持っている時間なんて一瞬なんだと思えることです。
「急いては事をし存じる」という昔の格言もありますが、私は現代は「急がないと時間に置いてかれてしまう」だとと思います。まして仕事人生はたった40年。しかも社会に出て最初の3年の25歳までの過ごし方と一緒に働いた人でその後の人生が決まると思います。哲学者アドラーも「幸せとは働いて誰かに必要とされること」。と書いています。役目があるから楽しいです。
自分の人生を幸せにするのも「仕方なく生きる」も自分次第。自分で楽しく幸せにするために生きてくださいね。仕事が好き、人生が好きというヒトと一緒に過ごすようにしてください。一方「仕事は嫌いだけどお金が好き」というヒトの「成功」は「ヒトのお金をあてにしていたりします」から・・。そうゆう人もご用心です。
週末は自宅の周辺の自然を撮影しながら散歩しています。これは20年以上続けている習慣です。四季によって時間によって変わる星や空や風や花。そこにいるだけで素晴らしいな、美しいなというものに触れると人間も自然の一部と感じられます。この穏やかな感情は自分を謙虚にリセットしてくれます。皆さんも自然の一部と自分が感じられる瞬間を作ってくださいね。
自分の意志で自分の足で自分の頭で急いたほうがいいですよ。但し求め過ぎないようにしてください。急くけど求めない。ヒトのせいにもしないしヒトに期待し過ぎない。全てのことは自分が決めていることと思うと自分の時間が取り戻せます。年末の一週間を素敵に過ごしてください。読んで頂きありがとうございました。