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値上げの時代を迎えて

海外からくる全ての外国人に「日本は何でも安い。特に外食は世界の都市では一番。10ドル1200円以下のレストランのクオリティーは圧倒的に世界一」と言われ愕然としました。確かにニューヨークや香港ならば朝ごはん1000円、ランチ3000円、夜ならレストランに行けば12000円。これにチップ。もっと高いこともあります。ロンドンやパリも高いそう。

日本はハンバーガー屋、牛丼や、立ち食いそば、カレーチェーンだけでなくその他の外食も軒並み500円以下。4ドル。安心安全でサービスが良いのに安過ぎです。ありがたいですが、あまりにコストカットかつ利益度外視だとサービスをする側、受ける側。互いに息切れがしてしまいます。テイクアウトランチも安くて充実していますね。頭が下がります。スーパーのお弁当なら290円。

低価格、低価格にいく背景には日本は長年平均給与が下がっていることにあります。50代は20年前から平均200万近く下がっているそう。先進国ではありえないです。

平均給与は下がっているのに値上げの春がスタートしています。今まで安売り安売りで、価値に対して価格が安すぎたと思うもんもかなりあります。野菜や果物。あんなに手間がかかっているのに100円。これでは後継者が育ちません。家賃と人件費を払い安い価格だと利益が出にくいです。適性価格になれると良いです。

知り合いの運送会社はガソリンやガスがこれ以上騰がるとビジネスが成り立たないどころか経営も大変だと証言されています。運送はインフラなので続けて頂かないと暮らしがたちゆきません。

値上げの背景には原料高、輸送コスト高があります。電気代など公共料金も上がっています。値上げはメーカーや生産者がビジネスを維持するために必要なことかもしれませんが、生活が成り立ちにくい方もいます。難しい。

コロナが3年目。各企業かなり疲弊しています。しかしできる人から企業、個人それぞれが生産性を上げ、利益をだして収入を上げていくを実践していき互いに豊かになれるようにしていきたいです。

悪いニュースや悪い空気に飲み込まれないでやれることをきちんとやっていきたいと思います。互いの適性価格を守るために。



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