サラリーマンのメリットを最大化する
サラリーマンとして最大の特典。それは学びながら給料を貰えること。一方でサラリーマンとしてもっとも怖いのは「サボりたい」「仕事が嫌い」「会社が嫌い」でも「給料だけはかなりほしい」と思っていたら全く実力がつかずに50歳を迎えてしまうことです。否定的な発想からは成長が見込めません。この程度でいいだろうとタカをくくっている人はたいてい周りからはお見通しなのです。
自分の価値を見出せない、かつ仲間や師匠に出会えないまま伊達に歳をくってしまうと人事異動というはないちもんめで「厄介者」とされてしまうのです。定年を迎える65歳までが遠く険しい道のりになってしまうのです。
50歳を過ぎると辞めたくとも次にいくとこもなく、イヤイヤな仕事をして、なるべくリモートや直行直帰を狙い席にいないようにいないようにする人がいます。ベテランになるとやる気の全くない部下を押し付けられられながら人生を終わってしまうことは苦行です。
リモートであってもチームはチーム。出社を異様に嫌がる方の多くは独立とかフリーとか思ってしまうかもしれませんが、そこが落とし穴です。今いる場所で輝けないまたは稼げない方は次も同じようなことが数年以内に起こります。
ならば会社にいたくない、堅苦しい生き方は嫌だという方はフルコミッションのセールスも視野にいれてください。会社に営業車と携帯を渡されてあとは自由。例えば補聴器や医薬品の地方セールスならば年間1日も出社せずにすみます。後輩の指導も報告もそれほど必要なくとりあえず数字だけを上げ続ければ評価されます。時間を自由に遣いたいかつ、営業に自信があるならばお勧めします。割り切っているのでみなさんある意味清々しいですよ。
そして調子こいた奴がやりがちなのが取引先に対してのハードクレーマーになることです。昔と違い、下請けという概念を捨てたほうがいいです。ムダに値切ったりして大切なお取引先、大事な会社のリソースを失ったり、気持ちよく動けないようにしてしまうのは絶対さけたほうがいいです。それを見ている社内のスタッフがいるからです。
昔広告代理店にいるときに「印刷会社」の営業を毎日毎日怒っている進行管理のスタッフがいました。あれは今は完全にアウト。安く叩くのではなくある程度の予算を確保してきちんと働いてもらうようにするのがサラリーマンの仕事です。
会社や仕事は所詮ヒトがやっていること。そこにいるヒトのいろいろな価値観を受けて入れてしまわないとストレスが貯まります。古い体質と批判したり愚痴を言っているうちにすぐに50歳になるから次の世代に少しでも明るく前向きに引き継ぐようにしたほうがいいです。
ありがとうの質と量が収入の差。負けの100%は自滅。自滅しないようにかつ心からのありがとうを貰えるように日々を過ごしてみてください。