縁結びの神様⑫プロポーションと歯並びキラリで男を瞬殺するヤカワエヒメ

エントリー７番目は、宮主矢河枝比売ミヤヌシヤカワエヒメ。応神天皇の妃のひとり。

応神天皇に「こういう女が是非欲しいと常々思っていた」と
歌わしめたほどの美女で、天皇から寵愛されていました。

ヤカワエヒメの場合は美貌よりもプロポーション！
しかも後ろ姿の美しさ！

もう一つの必殺武器はキレイな歯並び・・・女性から見て最高にステキですよね！

応神天皇が滋賀へ行幸している時に、宇治の木幡村で、そのプロポーションの美しさを天皇が見初めました。

そこで名前を聞かれたヤカワエは、丸邇氏であると告げます。

丸邇氏は大和が本拠なので、宇治にいたヤカワエの一族は分家なのかもしれません。

また、大国主命オオクニヌシの系譜の中で出てくる八河江比売と同体、あるいは関係があるとも指摘されています。

出会いの後、ヤカワエの名前を聞いた応神天皇は、翌日ヤカワエの家に赴きます。

速攻なんです！

ヤカワエの父・比布礼能意富美（ひふれのおほみ）も感激し、ヤカワエは天皇に仕えることになります。

応神天皇を迎えたヤカワエの家で開かれた酒宴で、応神天皇が歌をつくり、ヤカワエをべた褒めします。

その後ろ姿が小さな楯のようにすらりとしてたまらないっ！

歯並びも実に綺麗だねぇぇぇ！

そのうえで、
「こういう女が是非欲しいと常々思っていた」と歌うのです。

顔の作りより、すんごい武器があるのよね！
当時の衣装から察すると、プロポーションが抜群というのは背が高かったのかもしれません。

それに歯並びの見事さをホメられる・・・なんて昔も今も「歯」は大事！

「歯」＝刃・波・葉・覇・羽

音の言霊からもパワーを感じますよね！

他にもいっぱい女性がいてもヤカワエヒメのように、全身バランスの美、
と細部の造形で、男性を瞬殺できるパワーの持ち主もいるの。

つまり、人の顔色を窺ったりしないで、個性的であること。

持っているものを「よりパワーアップ」させて「自分の達人」というブランディングができてるからこそモテモテ女神さまでいられるの。

そういう「自分の魅力」を磨いて良縁を得て「一生愛され続けた」
女神様でもあります。

夫婦円満すぎて、一夫多妻制の世の中で「天皇家の跡取り」が
決まっているにもかかわらず、

旦那さんの天皇が、彼女の子供を柵立したくなっちゃうほど
「永く愛される女性」

それには
「飽きちゃった」と言われないために、
日々の
「じぶん磨き」がモノを言うのよね！

プロポーションは毎日の自分磨きがなくては保てませんよね！

こういう人に見えないところで努力して「恋愛成就」できるヤカワエ姫、
守護神にいて欲しいですよね？

名前のなかに隠された秘密がいっぱい！
あなたの名前には、どんな神様がいらっしゃるのかな？

朝目が覚めると
恋愛の神様が
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