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イヤなことグルグルの左脳パニックには右脳ハックで対応!

イヤなことグルグルの左脳パニックには右脳ハックで対応!

アメリカカリフォルニア工科大学のロジャー・スペリー博士は
脳分割の研究により1981年にノーベル医学生理学賞を受賞した学者。


彼は、それまで全く謎であった左脳と右脳の違いを明らかにしただけでなく、言語中枢を有するために、左脳の働きだけが重視され、左脳と右脳の違いを明らかにしただけでなく、言語中枢を有するために左脳の働きだけが重視され、その働きが低く見られていた右脳の機能を重視するきっかけを作ったの。


まず、左脳の特色から。


左脳は言ってみれば、直列処理方式で、情報を1つ1つ順番に処理し、
必ず前のポイントを通らなければ、次のポイントへと進めない情報処理をします。

一方右脳の働きは、入手した情報を、イメージで処理するため、
1つ1つの順番ではなく、全体として処理します。つまり並列方式によって処理するため、左脳に比べて大量な情報を処理することができます。


その差は100万倍と言われています。


100万倍!


また右脳の記憶の秘密は、フォトコピーと言われ、あたかも写真やビデオに撮ったように記憶され、ビデオ上映のように、早送りや巻き戻しなどを自在に行うことができるようです。

しかし左脳の記憶は、一定量を過ぎると、前の記憶を消さなければ新しい記憶が取り入れられない仕組みになっていて、忘れることが必要になります。


私は左脳パニックって勝手に作っていますが、イヤなことがあると、
そのことばかり考えて、他のことがおろそかになってしまうの。凡ミスをしたり、やる気になれなかったり、頭だけが「忙しく」不必要な事ばかり考えてしまう状態。


朝出がけに、自分ではステキな服を選んで着て「気分よく」駅までいくと、すれ違う人から「微笑み」かけられる回数が普段より多くって気持ちが弾んでいる。


電車に乗ったら、女子高生が大勢いて「クスクス笑い」が聞こえてくる。


気になるものだから、自然に耳がダンボになっていて

「あのオバサン、痛いよね。若作りしすぎ…クスクス」という一言が
耳に飛び込んだ瞬間、

頭は「カナシイ」「恥ずかしい」「ムカつく」「生意気な女子高生」という
どす黒い「言葉」が頭の中を占領してしまって、とぐろを巻いてグルグル活動し始める。

忘れようと窓の外を見ても、左脳パニック起こしているから、
景色が美しくたって目に入りません。

それどころか、時計をにらみつけて、次で降りて、後の電車でも間に合うか?と計算まで始めてしまう。


そのうえ「電車を変えても、女子高生はいるかもしれない。
もしかして男子高校生に若作りオバサンと言われたら立ち直れない」


などということを、えんえんと、シミュレーションゲーム展開してしまう。

これほど「言語中枢」中心の左脳っていうのは「言葉に弱い」

というわけで、

情報がいっぱいになると左脳パニックを起こす…

これは誰でも思い当たるのでは?

だって人って、一度に複数のことはできないから、1つのことをしているようで、左脳が「あれも、これも」とか「次は、その次は」と考え出したり、
グルグルしてしまう。

前に全然進めない「考え」=「パニック」を起こすの。


研究の結果では、左脳は単に言語中枢があるだけではなく、
理論的な中枢があること、つまり言語を操るだけではなく、
計算をしたり理論を組み立てたり、筋道を立てて物事を考えるといった
理知的機能を果たす役割を行うそうです。


ね?


素敵な春の服を着ただけで、こんなことにもなりかねない・・・


理知的機能っていったって、それは良からぬ方にも働くのよね!

その反対に右脳右脳は、形や絵を判断するだけでなく、
美しい風景に感動したり、音楽を楽しむといった感覚的・感動的な
情報処理をし、直感的判断や、新しい発想や創造といった分野にも
活躍することが明らかになりました。


右脳は喜怒哀楽や人を愛したり、神を信じる、といった情緒的な事、
つまり感情をつかさどっているのです。

今まで「脱力しよう」とか、「力まないで」といい続けてきたのは、
左脳ストレスをへらして、脳の容量を空けておくため。

機能的には右脳がアナログ機能であり、左脳はデジタル機能ともいえるの。


イヤな一言・上司からの叱責・親からの命令などなど、グルグル・グラグラを起こさせるのは、すべて言葉。


言葉で脳にインプットしたことは、直列処理しかできない
左脳の特性のとおり、その情報を処理するために何度も同じところを通るからなの。

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右脳の方はといえば「ただ空を見て雲の動き」をみるだけでも、


青空・雲の変化・外の空気・飛行機の音などムービーで見ている。


感情は「広いな・キレイだな・雲の形も面白い・今見た鳥は・この花の匂いは」という、五感を使っている。


なんなら、空の中に「ダイヤモンドの指輪」だって、ポンと置いてみることができるし、

「空飛ぶニャンコ」がクロールしてるのを思い浮かべることもできる。
神様とだって「お喋り」できるんです。

なんといっても


左脳の100万倍の処理能力があるから・・・ヴィジュアル化サマサマ!

この2つの特性を上手に調和させ、うまくバランスを保つようにすれば、
あなたはもう少しで超能力者ですよ!

グルグル煮詰まったら、散歩でもして空を見た方が

左脳と右脳のバランスをよくできるってワケ!

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バーバラ・マルカワ
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