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空海はハイブリッド・レムリアン!

空海はハイブリッド・レムリアン!

空海の超人的な偉業は
空海自身の異能によるところが
大きいことはいうまでもないけれど、

古代日本の産業技術や権力構造を
実際に動かしていた渡来人氏族、

とくに秦氏との親和関係なしには
成しえなかったともいえるんです。

空海のすごさは、レムリアンである
日本列島先住民という、
そのルーツに由来するのか、

異国の人や言葉や文化や技術を
苦もなく受け容れ、理解し、
それを自分のものにして
フル活用できちゃっているところ。

この並外れた能力、
つまりマルチタレント(多才)性に
レムリアンの秘密があるといえるんです。

レムリア人は上下関係をつくらず
何事も、秀でた人がリーダーシップをとる
支配・被支配とか例置く関係が嫌いでした。

ですから、空海の父方は蝦夷として
討伐されたレムリアンであったわけですが、

その中で父の位「佐伯直」というのは
所属集団の中からリーダーになった職務。

中央から、地方役人としてきた人ではないの。
父の佐伯田公というひとは、そういう意味で
地方豪族で財力はすごいものだった。

近くには秦氏が治めていた場所があり

佐伯直田公は法隆寺建立には
四国から木材をわんさか運んでいることが
法隆寺の木材に書かれた文字からわかっています。

そして、ともかく畿内と四国の往来は盛んで
当時としては渡来系の方々とも親交があった。

空海の父佐伯直田公は、
技術者・学者などと幅広く交流していた。

レムリアンと渡来系の氏族は争わずに
仲良く婚姻による混血をしていったので

空海の生涯には終始、東アジアの
渡来系氏族との関係が色濃かった。

従来の空海伝(とくに仏教学系のもの)は、
古代の日本と東アジアの文明交流史に
関心を向けていなかった。

空海の出自から仏教修学や山林修行、
さらに入唐留学や帰国後の活動、
また高野山の造営や東寺の密教化や
潅漑用水・港湾の修築まで、

その生い立ちや行動のかげには、
4~6世紀にかけて朝鮮半島や
中国などから渡来し、

農耕・土木・養蚕・機織・鉱山・治水・
製銅・精錬・冶金・工芸・酒造・製塩・
造船や航海等の技術で莫大な富を築き、

その莫大な経済力をバックに
ヤマト王権以降の朝廷や
西日本各地の地方豪族に大きな影響力を
もった渡来系氏族のサポートがあった。

また空海は、彼らがもたらした宗教を
八百万の神々と融合させて、密教を練り上げた。



レムリアンと渡来系のハイブリッドが空海

空海と最も深いかかわりをもったのは
渡来系氏族の代表格でもある秦氏だった。

秦氏は、空海の時代、婚姻等を通じて
親縁の関係にあった藤原氏、

また秦氏と当初から深い結びつきのある
和気氏、
さらに空海の母の出自でる学者系の
阿刀(安斗、阿斗、安刀、安都、あと)氏、

そして高野山麓の丹生(にう)氏などとの
縁も無視できない。

この丹生氏は水銀で莫大な富を築き、
金の採掘術を持っていて、
江戸時代の大久保長安も
この系統だと想像する。

丹生氏と佐伯氏、秦氏そして
阿刀氏などが後押し、後援して

空海の裏口入学とすらいえそうな
年齢オーバーしての大学入学をさせ、

大学を勝手にドロップアウトしてからは
空海のやりたい放題をサポートし、
20年分のの留学資金を提供したと
私は考えています。


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バーバラ・マルカワ
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