〝南北朝期天皇総選挙〟結果発表!
皆さまこんにちは、戎光祥出版の丸山です。
さて、2021年1月15日から2021年1月20日正午までの期間で開催いたしました〝南北朝期天皇総選挙〟につきまして、皆さまたくさんの投票ありがとうございました!
気になる結果ですが、栄えある1位は後醍醐天皇でした!!
以下、順位と得票数を発表いたします!!
1位 後醍醐天皇 57票
2位 光厳天皇 53票
3位 後村上天皇 36票
4位 長慶天皇 23票
5位 後光厳天皇 17票
6位 後亀山天皇 11票
7位 崇光天皇 10票
8位 後小松天皇 8票
9位 後円融天皇 6票
10位 光明天皇 1票
私が推していた長慶天皇は残念ながら4位でした。
正直、個人的には後醍醐天皇が断トツで1位になるだろうと思っていたのですが、光厳天皇がこんなに肉薄するとは想定していませんでした。
実は途中、何度か後醍醐天皇を抜いて1位になっていることもありました。
苦難を味わった波瀾万丈な生涯に惹かれるのでしょうか?
そしてこうみると、南朝天皇の方が人気があるのですね。
実際、南北朝内乱は南朝VS北朝の構図ではあるものの、一般的には南朝VS室町幕府のイメージが強く、北朝天皇が前に出てこないことが強く影響しているのだと思います。
途中からは南朝VS室町幕府ではなく、観応の擾乱を端緒とする室町幕府内部の争いにメインが移ってしまいますしね。
とはいえ、個別にみていくと南北朝の北朝の天皇も個性が強く、面白い人物が多いです。
そんなわけで、繰り返しになりますが、南北朝期の天皇すべてを網羅した『室町・戦国天皇列伝』(久水俊和・石原比伊呂編)を再度強く推しておきます。
そしてそして、2月刊行予定の『南北朝武将列伝 南朝編』(亀田俊和・生駒孝臣編)も絶賛予約受付中ですので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします!
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