私は『素直』という言葉が大好きです。
私自身そうありたいと思い気をつけるようにしています。
ただ、“常に素直でいるのはとても難しい”と感じるのも事実です。
また同種の言葉に『正直』という言葉があります。
同じような言葉なのに、『素直』は『正直』より難しく感じます。
私の心友である池田 裕二さんはとても素直で真っすぐな方なのですが、池田さんの投稿を拝見し、『素直』について考える機会がありましたので、今回は『素直』について思うところを書かせていただきます。
私が考えさせられた池田さんのFB投稿コメントは、
『子どもだから素直な気持ちで見ることができた。少し大人になっていた姉たちは、感情が先に出ていたので、素直に受け止められなかったのでは無いか。』(まとめたり行間を読んだので私の解釈が入っています)
果たして子どもは素直で、大人は素直でないのか。
大人は素直でない?
正直
まずはよく比較される『正直』との違いについて。
正しく素直で、偽り・ごまかしをしない性質・態度。
語源を調べるとまさにその通り。
正しくて素直だと、素直の上位の状態のように関しますが、どう感じられますでしょうか。
ただ、私には『正直』は“ベクトルが自分に向いている”と思っています。
自分の気持ちを正直に話す
自らの過ちを(自分に)正直に告白する
考えていることを(自分に)正直に話してほしい。
正直者(自分の気持ちを正直に話す人)はバカをみる
素直
翻って、素直について。
考え・態度・動作がまっすぐなこと。
ひがんだ所がなく、人に逆らわないこと。心が純真さを失っていないこと。
素直代表といえば、孫悟空ということで、相手の経験やアドバイスをどんどん吸収して、成長していく事ができます。
そして『素直』は“ベクトルが相手に向いています。
自分の気持ちを(相手に)素直に話す
自らの過ちを(相手に)素直に告白する
考えていることを(相手に)素直に話をしてほしい。
素直な人(相手の話を素直に聞ける人)は成長する
だから、私は『素直さ』が特に大事だと思っています。
宇多田ヒカルさんの言葉を心の戒めにしています。
事実と感情を分別する
ただ、いつも素直でいれるわけではありません。
成長とともに様々な経験をし、そして自分の中に価値観を確立していく中で、『自分の価値観と違う』『この人は好き』『あの人は嫌い』など、直感的に脳が“話を聞きたいか”“聞きたくないか”を判断してしまいます。
そうなると、たちまち人の話を素直に聞けなくなってしまいます。
価値観は、自分の経験の中から形成されたものです。
それは経験から自分自身が『こう生きよう』と決めたものであり、他人に強要するものではありません。
他人は違う経験の中から、違う価値観を持っているからです。
だからこそ、相手の話を素直に聞くことで、『なぜこの人はこういう価値観に至ったのか』を聞くことが大切なんだと思っています。
そして最後に私が意識している事は、『事実と感情を分別する』ことです。
自分の嫌いな人
自分の苦手な人
自分と価値観と合わない人
そう感じてしまうと、
この人の話は話半分で聞こう
この人の話は真に受けないでおこう
賛同したくないから否定的に応えよう
など、私心(わたくしごころ)と言うフィルターを通して、否定的に話を聞いてしまいます。
だから、
何が起きているのか
何が問題になっているのか
何を解決したいのか
何を聞いて欲しいと思っているのか
事実を受け止めることで、素直に聞くことができるようになります。
私もまだまだ修行中ですが、これができるようになると、その事実に対してどう行動するかに思考エネルギーが絞られるため、人生がポジティブに回り出します。
『事実と感情を分別し、素直に話を聞くことで、ポジティブシンキングで行動する』
みなさんも是非試してみてください。
365日チャレンジの同志の記事も是非ご覧ください
だいちゃんこと内藤さんのnote #株式会社夢峰(ムーブ)#個性分析
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けんちゃんこと、野中さんのnote #株式会社わけわけ#先生シェアハウス
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渡辺洋亮 #日本こどもみらいラボ#日本一やさしい整体師
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川上 朗さんのnote(実はチャレンジを決めた日が初対面!)
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