君は僕の後悔 2 (ダッシュエックス文庫)
【君の孤独は僕を拒絶するけれど、ここで引けば一生後悔するだろう】
数々の後悔を乗り越え、再び藍衣との絆を結び直した結弦を尻目に、今度は薫が学校に来なくなり、彼女の抱える心の闇と対峙する物語。
己の独創的な宇宙という名の価値観を携えて生きて来た薫。
誰とも深く交わらなければ、酷く傷付く事も無い。他人とどこか一線を引く薫の壁をいつしか壊していた結弦。
彼の一番になりたいと望む中で、藍衣の存在が行く手を阻む。
家庭環境でも哀しみの雨は振り続けて。
そんな行き場の無くした複雑な感情を抱く薫の孤独に結弦は対話を以て挑むのだ。
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