ネイルPJ⑤「苦労したインタビュー協力者集め」
だいぶ久々の投稿になってしまいました。なんと年明け初投稿。
実は着々とサービスのインタビューを進めていましたが、なかなかインタビュー対象者が見つからなかったり、質問が下手すぎて分析できる情報が取れなかったりと、noteを書くまで自分達の行ったプロセスを整理できていませんでした。
このタイミングで一度ユーザーのピボットが見えてきたので、ここまでの活動を棚卸ししていきます。
ここまでの過程で構築されたサービスイメージ
私たちが構想しているのは、「間借りネイル」というサービスです。(名前がダサいのは自覚しているので、誰か!!)
ネイルは髪のケアや服のオシャレと一緒で、毎日やっていたいけれど、サロンに通うと高くて続けられない…。この負を解決できないか、、、と考え、安くネイルをできる手段を検討してみました。そこでネイリストの方にかかっている費用の内訳を教えてもらったところ、皆さん察しがつく通り、場所代が一番大きかったんですよね。そこで飲食店やバーのアイドリングタイムに場所を借りることで、安くネイルができないかと考え始めました。
インタビュー対象者の見つけ方
まず私たちが情報収集を行いたい対象者として、以下の3つがありました。
普段IT企業で働く私たちにとって、なかなか周囲を見回してもリーチできない層で、数多くインタビューするのに苦労しました。
この場では①・②の集客方法について、以下のツールについてお伝えしていきます。前提、なるべくお金にできる方法であることにこだわりました。
費用をかけずに数をこなすことで、なるべく自分達の活動に上限を設けたくなかったのです。
(1)SNS
次に紹介する知人の紹介と匹敵して、有能なツールでした。ただ、どんなユーザーをリクルーティングしたいかによって、メディアは使い分けた方が良いです。
今回は「大学生×ネイルサロンに通っている人」という条件で見た時に、どの点がメリットで、どこがデメリットだったかをお話ししていきます。
1.インスタグラム
比較的効果的なツールでした。あとでインタビューを分析しての気づきですが、今の大学生は飲食店もネイルサロンも全てインスタで最初に探す傾向があるらしく、その意味でもネイルサロンをフォローしている子に声を掛ければOKというわかりやすさがありました。
自分の知人でない全く知らない方に声をかけて行ったのですが、属性情報がないだけに爆撃的にメッセージを送って行っても意味がないので、ユーザーの探す考え方としては以下のように工夫しました。
インスタグラムは次に紹介するTwitterより、個人の所属などを記載する人が少ないので、大学生であることの特定が困難かと思っていましたが、フォローアカウントや写真から特徴をあぶり出すことでなんとか集められました。(そう思うとインスタから、かなりの個人情報が読み取れるので、怖いと思いました)
2.Twitter
正直このツールはリクルーディングが難しかったです。サービスアカウントを作成し、3週間ほど毎日更新してコンテンツを溜めていき、ある程度の信頼性を打ち出しましたが、うまくいかなかった。
Twitterは割と個人の属性情報を記載するので、所属が分かりやすく大学生であるアプローチは、最初容易に思えました
敗因としては、主に以下かと思っております。そもそもユーザが、自分がユーザであることを発信する機会がない、アクティブ度としても有望という裏付けがなく、美容関連の投稿はあまり効果的ではなさそうです。
(2)知人の紹介
知人の紹介では多く助けられました。特にシェアサロン経営者・飲食店経営者などレイヤーが高い方を多くご紹介いただきました。
こういった際に知人に紹介してもらうのは、普段からの信頼の積み重ねかと思いますが、コツを強いて言えば以下になるかと思います。
(3)サービスの利用者として
こちらは情報を得る機会としては良いでしょう!ただ背術をしながらの回答になってり、インタビューに集中できないケースもありますので、きちんと後日時間をとってインタビューに協力してもらうことがよさそうです。
私の場合は、何とかリーチできましたが、そもそもインタビュー対象者に巡り会えない場合は、自分とかけ離れすぎた領域を目指している可能性があるかもしれないので、市場選定を再考すべきかもしれません。
以上、長くなりましたが、インタビュー対象者の発掘方法についてお届けました!次回はインタビューの質問作成で気をつけるべきポイントをまとめていきます!