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五十五の手習。

字を書く機会が減りました。日常で文字に関わる環境はほぼPCかスマホ。そうしますと読むのはまだ良いにしろ、漢字がどんどん書けなくなる。字を忘れてしまう。

いざ文章を手書きしたら平仮名ばっかりって、イイ歳こいたオッサンとしてはマズイなと。そしてどうせなら綺麗な文字を書けた方がカッコイイなと思いましてね、手習開始です。

*おっしゃる通りでございます!

『美しい文字を書けることは一生の財産です。』

本当にそう思います。

かつてお勤めしていた会社での記憶。シャチョー秘書な女子の文字が美しくてね、今でもよく覚えています。字体がキチンとしていて、彼女のお人柄そのものでした。

シャチョーの字がまぁアレだったから、やっぱり秘書ってのはそういう役割も担っているよなぁって、今になって急に納得。

もしシャチョー直筆のビジネスレターが取引先に飛んでいたら、ひょっとすると仕事の質も量も変わっていたかも、かも、しれません。そして元秘書はきっといまでも内助の功で旦那さんを支えているんだろうな。



*やっぱ姿勢と基礎が大事よね。

と、この投稿を書いて(打込んで)いる今のワタシの姿勢、ダメダメですけど。でもみんなしてこんなに姿勢がよかったら、ちょっと怖いかも。

基礎が大切ですよね何事も。はいそう思います。

あ、ココにまだ何も書き込んでいないのは、note用の写真を撮りたかった為です。明日からホンキだします。



*今週のまとめ。

いつもコッテリ書くのに今週はコレだけかよ?と思われるかもしれません。いやいや、インターバルというかコントラストというか、そんな号があってもよいでしょ?

いまコソコソ仕込んでいることが上手くいったら、そりゃもうまたしてもコッテリ書きますから。

美しい文字を書くことは、きっと相手に対する思いやり。あんまり美しく書けなくても丁寧な筆跡なら気持ちは伝わります。そしてそれは自分の評価として返球される。嗚呼このヒトはきっと良いヒトに違いない!と。違う場合もありますけどね。

ここのところ身の回りで起こっている大小事案について考察すると、どれも根底には自分主体な承認欲求が渦巻いているように思えます。SNSだったりデジタルな連絡ツールに記される文字は、意図しない距離まで飛んで行ってしまったりコピペで拡散されてしまったり。

簡単に文字を記述出来るからこそ、キチンと言葉を選ばないと危険です。言葉はあっという間に人間関係を破壊しますからね。文字は災いの元です。

ワタシは静かな佇まいを習得できるよう、手書き美文字に精進だ!これにより一層良いヒトだと思われるに違いない。いや、思われないなきっと。

ダイソーに行くと¥110(税込)で売っています。

ではまた来週に。
2023.7.5



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