
音楽の紹介です。(頑張る御大たち)
何度か音楽の紹介をしてきました。
『音源レビュー』だったり『音楽レビュー』だったり、投稿内容に含ませるニュアンスによってビミョーにタイトルを変えてきましたが、今回は完全に個人的趣味な音楽紹介なので『音楽の紹介』とします。
あ、その前に!
数号前の『音源レビュー』でご紹介した青紀ひかりさんのニューアルバム『Ricordi Lontani』が、日本プロ音楽録音賞2023で最優秀作品を受賞したそうです。これはレコーディング・エンジニアが受賞するタイトル。川崎さん、おめでとうございます!
*聴かず嫌いだったのかな?
さて、以下今週号のお話し。
2023年10月、The Rolling Stonesが新譜をリリースしました。スタジオ録音盤としては、なんと18年ぶりの新作だそうです。
普段からロケンローラーをアピールしているくせに、ワタシ、ストーンズはほとんど通って来ておりません。いや、もちろん有名な曲は存じておりますよ。でもアルバムを購入したことが一度もないのです。
偉大なロックレジェンドだと敬っておりますが、なんとなく、なんとなーく自分の肌に合わなかったと申しましょうか。
この度ちょっとしたキッカケで新譜リリースのニュースを聞き、まずはストリーミングでチェック!とApple Musicで検索。ちゃんとありました。
これまであまりストリーミング音源のことは紹介してきませんでしたが、避けてるとか否定してるとかじゃないですからね。もうそういう時代ですし、アーティストやレーベルがそういうインフラに音源をアップしているのですから、リスナーも積極的に活用すべきです。
そしてこのストーンズのアルバムもシッカリとロスレスです。

インジケーターが示しております。
あれ?かっちょイイぞ!
チャーリー・ワッツさんのことや、豪華ゲスト陣のことや、若きプロデューサーのことなどは、チョイと検索をしますと記事が山盛り出てきます。なのでアルバムの内容説明は割愛させて頂きます。そもそもストーンズを語れるほどの知識をもっていませんし。
しかしかっちょイイのですよ。ミック・ジャガーさんったら御年80歳です!だというのに全然現役なカンジ。とにかくね、正統派なロックアルバム。
ぜひ聴いてみてくださいまし。
*コチラの御大もスゴい!
youtubeサーフィン?していたらヒットしました。
この動画、もし今年に撮影していたとしたら、トミー・アルドリッジさん御年73歳!すすす、すげーな・・
『ハードロックを聴けないオーディオシステムはどこかにクセがある証拠』
という持論をブチ撒いているワタシのリファレンス音源はコレ。
1981年リリースの名盤。ワタシが初めて買ったCDもコレです。アイドルであるランディ・ローズさんのギターが過度にやかましく聴こえてきたなら、その再生装置には音質特性上のピークがある証拠だと。そんな意味合いも含めてずーっと愛聴盤です。
アルバムのインナージャケット・フォトにはトミー・アルドリッジさんが写っていますが、演奏はリー・カースレイクさんによるものです。イロイロあるのですよオトナってヤツには。トミーさんご自身も先ほどのyoutube内で『イントロにおいてミスター・リーとは違うプレイをしている』と言っています。面白いですね、こういうの。
リーさん、2020年に73歳でお亡くなりになっています。
あれ?ひょっとして、73歳のトミーさんがこういう映像を撮ったのはそういうことか?
しかし肉体美なおじぃちゃんだ。背筋とかふくらはぎとかバキバキです。
もうね、ワタシ反省しまくりです。50代半ばのワタシなんぞ、まだまだぜんぜんヒヨッコです。ダラダラしていないで精進しなきゃ。。
ぜひぜひ動画をご覧になって頂き、Diary of a Madmanも聴いてみてください。聴きドコロとしてはですね、Over the Mountainのギターソロ時におけるベースのかっちょよさ、Flying High Againの煌びやかでメロディックなギターソロ、Tonightからラスト曲Diary of a Madmanへの構成展開、実はオジー・オズボーンさんて音程ピッチがイイんだぜ!とか。。
嗚呼、もっと語りたいけどやめておきます。
*長生きして下さいね。
御大方の活躍がありつつ、残念ながらここ数年で多くのスーパーミュージシャンがお亡くなりになっています。ニール・パートさん、ジェフ・ベック大先生、バーニー・マースデンさん、もんたよしのりさん、そしてチバユウスケさん。。
ミュージシャンが記録してくれた音源、なるべく紹介していきたいと思っています。生きている御大方が『今の姿』を示してくれるのはリスナーとしても大変に励みになり、またお亡くなりになった方の音源は永遠の知的財産として大切にしなきゃです。
でもでも御大方、長生きしてくださいね。
オジーさんなんてアッチが悪いコッチが良くないって、いっつも言ってるから。もう本当に心配で心配で。。。
ではまた。
2023.12.13