かんさつにっき番外編 20230714
先日知り合いからバジルの苗を頂いたので、早速鉢に植え替えた。
剛田くんにお友達が出来たのである。喜ばしい。
上のようにも言っていたが、もらったものに否やはないので大切に育てる所存だ。
バジルといえばイタリンハーブの代表格であり、夏のトマトとの相性は言わずもがな。
トマトとモッツァレラチーズと、それからオリーブオイルと合わせれば何はなくとも「ボーノ!ボォーノォォウ!!」とエア・ワイングラスで喝采をあげたくなる。
頂いた苗木の高さは10センチくらいであろうか。苗木ながら鼻を近づければ既に強い香りがして、実に食欲をそそる。
育て方を検索したところ、収穫するには20センチくらいになってから、とあるのでもうしばし時間を要するだろう。待ち遠しいばかりだ。
目に優しく視界から潤いを与えてくれる観葉植物も大変よろしいが、収穫の楽しみがある植物もも一つ違ってよろし。
無償で頂いたものにケチをつけるのはよろしくないが、しかし事実として虫食いが多いのが気になるところだ。視認できる限りの虫(アブラムシ?)は除去したが、これからどうすべきか悩む。
虫が食べるほど新鮮、という言葉の言わんとすることは分かる。しかし虫食いがないならそれに越したことはないし、なによりこちらの可食部が少なくなるのは大きな問題である。
吾輩はバジルを育てているのであって、虫を育てているのではない。
剛田くんに新たな被害が及んでも困る。
観葉植物で多年草である剛田くんと違い、バジルは一年草である。
本来多年草なのだが、ハウス栽培でもない限り日本の冬を越えられないのでそういう扱いになっているらしい。出来れば種を収穫して来年につなげたいが、収穫と摘心と、開花させて後の種収穫、という行為をバランス良く行えるかどうか不安である。『赤い手』の自分にはちょっと荷が重い。
剛田くんと比較してどうしても短い命になるが、それでもそれなり、しっかり育てたい。水のやり方や必要な日差しがかなり違うので気をつけねばならぬ…。
迷いどころは、短い命故に新しい仲間に名前をつけるかどうか。