代理ミュンヒハウゼン症候群
みなさんこんにちは、えび丸です。
今回は、代理ミュンヒハウゼン症候群についてです。
代理ミュンヒハウゼンとは
自分の体を傷つけて病院を渡り歩く精神疾患「ミュンヒハンゼン症候群」が元になっています。 子どもの身体をわざと傷つけたり、病気になるように仕組んだりしたうえで、健気に看病する親を演じて周囲の同情や注目を集めようとする精神疾患。
代理ミュンヒハウゼンーチャボナビ
ディーディー・ブランチャード殺人事件
みなさんはこの事件をご存じでしょうか。
母ディー・ディーを娘ジプシー・ローズ・ブランチャードが殺害したという事件です。
これは母ディー・ディーが代理ミュンヒハウゼン症候群であったために、娘ジプシーが苦しめられ、殺害まで及んだとされています。
「奇跡の親子」https://news.biglobe.ne.jp/trend/0329/toc_230329_6288174493.html
虐待
日本小児科学会
https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/abuse_8.pdf
代理ミュンヒハウゼンは虐待に当たります。
上記の健常者に栄養チューブを入れたり、歯が腐るなど、子どもにとって害のある行為をしています。
特殊な形ではありますが、暴力といった虐待と同じ部類なので、注意してください。
最後に
現在日本においても、代理ミュンヒハウゼン症候群によって傷ついている子供が増加しています。皆さんも外やSNSで見かけたことがあるのではないでしょうか。親が強制的に子どもに無理強いをして苦しんでいる姿や、「私可哀そうでしょ」と言った同情を誘うような親を。
そういった方たちは子どもに害を与えて同情を求めることで気持ちよくなっているかまってちゃんです。
子どもは自分をよく見せるための道具ではありません。
子ども育児が難しいであれば、保育所に預けたり、保健施設に相談したり、他の養育者に相談するなど、一人で抱え込まず、周りに頼って下さい。
逆にちょっと違和感のあるような家族を見かけたら、周りの人に相談してみてください。
そして、代理ミュンヒハウゼン症候群といった精神疾患があるよということをぜひいろんな方に共有してください。
みなさんで正しく楽しく子どもの育児をしていきましょう。
参考文献:
代理ミュンヒハウゼンーチャボナビ
「奇跡の親子」https://news.biglobe.ne.jp/trend/0329/toc_230329_6288174493.html
日本小児科学会
https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/abuse_8.pdf
最終閲覧日2023/8/23