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看護学生必見!看護師国家試験2
みなさんこんにちは、えび丸です!
看護学生の皆さん、国家試験の勉強は進んでいるでしょうか?
コツコツ勝つコツです!
1日1問でも多く学習を進めましょう。
今回はみなさんが苦手とする社会保障の問題を4問載せますので、ぜひ解いてみてください。
解答が問題のすぐ下にあります。
レッツ社会保障!
1問目
第102回 午前3問
日本において国民皆保険制度が適用されているのはどれか。
1. 医療保険
2. 介護保険
3. 火災保険
4. 生命保険
解答
〇1. 医療保険国民皆保険制度とはすべての国民が医療保険制度に強制加入することである。
×2. 介護保険介護保険は40歳から被保険者となり保険料を支払うしくみで、国民皆保険ではない。
×3. 火災保険火災保険は任意の保険であり、国民皆保険ではない。
×4. 生命保険生命保険は任意の保険であり、国民皆保険ではない。
2問目
第101回 午前4問
医療保険の給付の対象となるのはどれか。
1. 健康診断
2. 予防接種
3. 美容整形
4. 疾病の診察
解答
×1. 健康診断健康診断は含まれない。
×2. 予防接種予防接種は含まれない。
×3. 美容整形美容整形は含まれない。
〇4. 疾病の診察疾病の診察は該当する。
医療保険の給付は診察、処置・手術、薬剤・治療材料、食事療養、入院・看護、在宅療養・看護、訪問看護である。自己負担は3割(未就学児2割、70~75歳未満2~3割、75歳以上1~3割)で、入院の場合は入院時食事療養費のうち標準負担額を負担する。
3問目
第103回追試 午後4問
健康保険法に基づく療養の給付に含まれるのはどれか。
1. 薬剤の支給
2. 病院への移送
3. 妊婦健康診査
4. 入院時の食事
解答
〇1. 薬剤の支給薬剤の支給は含まれる。
×2. 病院への移送国民医療費には健康保険で給付される入院食事療養費や移送費が含まれるが、これらは健康保険法の療養の給付には含まれない。
×3. 妊婦健康診査正常な妊娠や分娩に要する費用である妊婦健康診査は療養の給付に含まれず、健康保険は使えない。
×4. 入院時の食事入院中の食事の費用は、食事療養標準負担額が患者の自己負担となり、それ以外は入院時食事療養費として健康保険から支払われる。健康保険からの給付があるが、療養の給付には含まれないため注意が必要である。
健康保険法第63条において、診察、薬剤または治療材料の支給、処置・手術その他の治療、在宅で療養するうえでの管理・在宅療養のための世話・その他の看護(訪問看護を含む)、病院・診療所への入院、入院療養のための世話・その他の看護が療養の給付であると定めている。ここで注意すべきなのは、国民医療費には健康保険で給付される入院食事療養費や移送費が含まれるが、これらは健康保険法の療養の給付には含まれない点である。
4問目
第112回 午後4問
国民健康保険に加入している自営業者(40歳)の医療費の一部負担金の割合はどれか。
1. 1 割
2. 2 割
3. 3 割
4. 4 割
解答
×1. 1 割1割ではない。
×2. 2 割2割ではない。
〇3. 3 割国民健康保険に加入している自営業者で、40歳の自己負担割合は3割である。
×4. 4 割4割ではない。
小学生以上69歳以下の人の医療費の自己負担割合は3割である。自治体によっては小学生まで、あるいは中学生・高校生まで助成があることが多い。また70歳以上でも所得によっては3割の負担となる。
最後に
いかがでしたでしょうか。
社会保障の部分は苦手な人が多いです。テストの為ではなく、自分が将来使うと思って考えると覚えやすいかもしれないです。
えび丸も毎日継続して何かしらの勉強しているので、一緒に目標に向かって頑張りましょう。