太陽を貯めてきた


正月休み的な過ごし方は正月だからこそ楽しめる…のか。9連休のあと、仕事に戻り、相変わらずの忙しさで、本を読んだり何か書いたりするのは、寝る前のせいぜいが2時間(それも元気だったら)という状況であるが、それはそれで、次にダラダラ酒を飲む機会が楽しみなのかもしれない。正月休みは、ふだん見ている日常系YouTuberの更新もほぼなく(むこうも正月休みなのだ)、日常でこそ日常系動画は楽しめるのかもしれない、なんて思っていた。

三連休の天気が良い日に、川の見える公園に来た(写真)。たまにドラマのロケ地にもなる。天気も良いので芝生に寝転びながら携帯ラジオでTBSラジオを聞いていたら(公園でよくやるのだが)、そういえば去年もこの時期にここでこのラジオ番組(の昨年の放送)を聞いていたことを思い出した。内容は思い出せないのだが、聞いていたことは思い出した。楽しく聞いていたことも思い出した。そして、今も楽しくラジオを聞いていた。きっと今年のこともいつか思い出すのだろう。

レオ・レオニというイラストレーター/絵本作家がいる。『フレデリック』というちょっとかわったネズミの話が好きだ。ネズミの仲間が冬こもりの準備をしている中で、フレデリックだけはずっとひなたぼっこしている。冬になってみんなが元気をなくした時に、ずっとためこんでいた光や音や言葉をフレデリックはみんなに与える。

太陽の光にあたるのは大事なこと。
物語が役にたつ場面があること。
何が必要なのかは時と場合によって変わること。


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