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胃ろう造設日記⑯
2016年12月4日
胃ろう造設入院14日目
入院から2週間が経ちました。
早いですねぇ。
寝たら腹痛治りました。
大概のことは、寝れば治るってことですわw
ただ、糸の切りっぱなしの端っこが、
チクチクとお腹に触って、痒いんですよねぇ...。
カキカキしたいの我慢してます...。
今日こそ週末らしい、のんびりな1日。
ほんとに、病院っぽい「朝のバイタルチェック」もないし、
朝ご飯運ばれてきてても、
「起きますー」ってナースコール押さない限り
延々寝てても何も言われないし、
自由奔放に過ごしてます笑
今日の栄養スケジュール。
8:00 朝ご飯→普通に食べる
10:00 エンシュア100ml+つるりんこ1本
11:30 お昼ご飯→普通に食べる
15:00 エンシュア150ml+つるりんこ1本
18:00 夕ご飯→普通に食べる
21:00 ラコ半200g
です。
いやいや、ご飯は半分くらいしか食べないし。
目指せ1000kcal超えだからw
そして早速、10:00のエンシュア注入で事件が。
初☆爆発(笑)
あぁ、とろみの時は爆発に気をつけて、という忠告は、このことかw
カテチップと、接続チューブの接続時が、
とろみの圧力によってパツンと外れ、
とろみエンシュアがぶしゃー...!
看護師さん、唖然&フリーズ。
「はひゃ〜!!ごめんなさい〜〜!Σ(゚д゚lll)」
なるほど、なるほど。
これくらいのとろみで押すと、こうなるのか。
これからは、接続部を抑えながら注入するよう気をつけよう...。
ボーラスチューブだったら大丈夫だったのかなぁ?
午後は、6病棟の山谷さんを訪問。
なんと、10歳の時から40年も入院してるんだって!
養護学校も施設も経験したことがない私にとって、
それって、もう、想像の域を超えていて。
40年って、ほぼ私の人生の長さと一緒だから!( ゚д゚)ノ
窓辺に設置したカメラで撮った写真を、
顔の前に設置したパソコンで見ることで、外の風景を見るとか、
多目的ホールでの催し物も、ベッドサイドのテレビの中継で見るとか。
すぐそこにある事象も、小さなモニターを通して手に入れるしかない、
そんな世界を垣間見ました。
でも、平成30年からは、入院患者も
「重度訪問介護」でヘルパーが使えるようになります。
病院からの外出にも使えます。
もう、今から事業所立ち上げて、
自分たち用のヘルパー集めて育てて、
平成30年になった瞬間からそのヘルパー派遣を使って
どんどん外にも出ていけるようになるといいなぁ。
障害者が外に出歩くだけで、どんどん地域が変わるんです。
10年経つと、別の町のようになる。
いい町には、障害者がたくさん目につきます。
人の手を借りるのが申し訳ない、
自分には何も貢献できるものがない、
と思ってしまっている人もいるかもしれませんが、
そこにいて、あんなことしたい、こんなことしたい、って主張して、
いろんな人の手を借りて、一緒に困って、一緒に悩んで...、
そうするだけで、人の意識の中に、障害者の存在を根付かせていける。
それが、十分社会に貢献することになるんです。
柏崎が、10年後、障害者だらけの町になってるといいなぁ。
15:00のエンシュア注入は、事故を踏まえてしっかりと(笑)
夕食も済み、寝るときに、ラコ半200入れます。
がんばれ、私の胃!