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俳句による変奏曲
こんにちは! ファゴット奏者の蛯澤亮です。楽器を吹いたり、youtubeやnoteで情報を共有したり、コンサートの企画運営をしています。一緒に人生を楽しんでいきましょう♫
さて、今週土曜日はおしゃふぁごです!
今回はあまり演奏されることのないファゴットの無伴奏曲「俳句による変奏曲」について。
ワーグナーはワーグナーでもワーグナー違い
ワーグナーといえばリヒャルト ワーグナーですね。後期ロマン派を代表する作曲家でたくさんのオペラがあります。私が好きなのは「トリスタンとイゾルデ」。ウィーンでは一年に一回はこのプログラムをやるので必ず聴きに行ってました。彼の有名な曲といえばやはり「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲と「ワルキューレの騎行」。今回は式典などでもよく演奏されるマイスタージンガーの動画を私の大好きな指揮者テンシュテットの日本公演で。
がしかし、今回紹介する曲の作曲家はワーグナー違い。実は作曲家でも同じ苗字の人は珍しくない。親族の場合もありますが、全く関係のない、ただ同姓だという人も多いのです。
ということで紹介するのはヴォルフラム ワーグナー。彼は1962年生まれだそうですからまだバリバリ現役の作曲家ですね。現在はウィーン国立音大で和声などを教えているのだそう。もともとフルート奏者でもあったようでyoutubeには彼のフルート協奏曲もあります。
俳句による変奏曲
今回、おしゃふぁごのプログラムに入れたのはこのヴォルフラム ワーグナーの作曲した「俳句による変奏曲」正確には「10の俳句による変奏曲」です。
これは日本の俳句をドイツ語に翻訳したものをもとに、それぞれのイメージに即した短い曲をファゴット一本で奏でていきます。
今回はこれを私が日本語訳にして、語りながら演奏していくというスタイルで演奏します。
もともとの俳句は正直、わかりません。ドイツ語だと五七五などできないので訳した意味を詩として書いています。だから「!」とか「?」とかも出てくるし、割と感情的です。
ワーグナーはそれをもとに書いたので、それを日本語に訳したほうがおそらくワーグナーの意図に沿うのではないかと思います。
でももとの俳句がわかったらそれもやりたいんですよね。だれか俳句に詳しい人、探してくれないかな。
ということで今回はちょっと変わった作品が集まったおしゃふぁごですが、その中でもファゴット奏者でもあまり知らない、そして演奏しない無伴奏曲を入れてみました。どんなふうに感じるのか、ぜひ感想をお聴きしたいです。現地で演奏後に、配信でコメントに、またはSNSでぜひご感想をお聞かせください。
ということでおしゃふぁごです↓
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配信チケットはこちら↓
皆様にお聴きいただけるのを楽しみにしております♫
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