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崎陽軒のあの子。

先日、横浜へ行ったのですが
中華街の肉まんと同じくらい私の母が欲していたお土産が「崎陽軒シウマイ」です。
オンラインでも買えるこのご時世。
「荷物多くなっちゃうし、ネットで注文してあげようか?」と母に聞きましたが「いや、真空パックじゃないシウマイが欲しいの」と。
普段こだわりはほとんどないのですが、食べ物に関しては割とハッキリ好みを示す母です。
 
せっかく来たし、ここで後悔してはならぬ。
…ということで崎陽軒でお買い物。
夕方だったので、いくつか売り切れの商品はあったものの無事にシウマイGet。
母はルンルンで、自分用と我が家のぶんと弟ファミリーのぶんを買ってくれました。
 
DOINAKA民「崎陽軒」というTOKAIな響きに弱いです笑。
醤油を付けて、白米にシウマイを2~3回バウンディ。美味しかった~♪

 ところで、シウマイに付いてきた奇妙なあの子。

崎陽軒HPより拝借

母がしきりに「ひょうたんの醤油」と連呼していたのはこの子のことか。
 
その名も「ひょうちゃん」
ひょうちゃんはシウマイに入っているしょう油入れ。
シウマイが誕生した1928年当時は小さなガラスのビンで、今のような白い磁器になったのは戦後のお話。
お顔を描いたのは漫画家の横山隆一先生。横山先生自ら「ひょうちゃん」と名付けたそうです。
 
時は流れて1988年。崎陽軒創業80周年を記念し、2代目ひょうちゃん登場。オサムグッズで有名なイラストレーター・原田治先生のデザイン。1996年に栓がコルクから現在も使用しているゴムに変わったそうです。

2代目ひょうちゃん

そして現在。
2003年の横浜工場のリニューアルオープンに合わせ3代目ひょうちゃん登場。ブログのトップにいる子たちです。
ひょうちゃん、まさかの「三代目 シウマイ Soul Brothers」の一員だったとは笑。
というわけで、横山隆一先生の初代ひょうちゃんが復活。
「昔ながらのシウマイ」と「特製シウマイ」の箱に入っているそうです。
ちなみにこの子はシウマイ弁当には入っていないんだって。

 うちにやって来た子は、たぶんこういう感じの子。

我が家のひょうちゃん

 なんか妙に味がある顔、というか気になる顔というか。
アンニュイな表情してるんだよね、みんな。 

崎陽軒のシウマイ、現地では食べなかったので次回はシウマイ弁当を買って食べようかな…なんて。
やっぱり老舗はすごいんだな、って話ですよ。

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