じゃない方。
小学生になったので基本、子どものやること及び意思決定は子ども自身に任せています。
親はサポーター役としてスタンバイ的な。
あまりに度が過ぎる場合はストップかけるけど、今のところ大丈夫そう。
今年の秋に通っているピアノ教室の発表会があります。
先日その曲決めをしました。
先生が「ゆったりめの曲をひとつ、そして元気な曲をひとつ弾こう」と我が子に提案してくれました。
低学年なので、長くて難しいクラシック曲を一曲弾ききるのではなく、短めの曲を2つ弾くという方針のお教室です。
そして、
先生チョイスの曲を一度聴いてみることに。
「AとBの曲どっちがいい?」「CとDならどっちの曲が好き?」と
二択で提案してくれるから助かる。
本人が弾きたい曲で出演してほしいので、母は後ろで気配を消す。
でも何となく後ろで聴きながら
「私はAのが好きかなぁ」「この二択ならCかなぁ」とか母なりに思うわけです。笑
言わないけども。
でも今回はことごとく「じゃない方」を選択した我が子。
そう来たか!笑
…というのも、選んだ曲がどっちもリズムが不規則な曲で。
いや、正確には不規則ではないんだけど、不規則に聴こえる。
一部、不協和音に聴こえる。なんとも不思議な曲。
「弾ききれるのか!?」というのが私の第一印象。
先生にもそれが伝わったのでしょうか。
帰り際、先生とお話する時間があって。
「スタンダードな曲とちょっと風変わりな曲と2つ用意してみたのですが、
○○ちゃんは不思議な響きの方をチョイスしましたね。笑」って笑っていました。シュルレアリスムの英才教育がココで活きました。笑
私もピアノを習っていたけど、あまり馴染みのない曲調で。
そしたら現代音楽なんだって。
妙に納得。なるほどねぇ。
ジョン・ケージの「4分33秒」じゃなくて良かった。
まずは、
我が子に教えられるよう私が練習せねば。
じゃない~
じゃない~
いいじゃない~
それでいいじゃないぃぃ~
自由に選択すればいいじゃない~
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