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駆け抜けろ、夏。

夏休みもあと少し。
今年は体調との戦いで幕を閉じそうな感じですが、そんな中でも予定をぶち込んで活動しております。
 
というわけで、旦那さまのご両親と茨城県の五浦海岸に行って来ました。
五浦、初上陸。
 
「五浦」と書いて「いづら」と読むそうです。
小五浦、大五浦、椿磯、中磯、端磯と五つの入り江(浦)があることがその名の由来。
その景観の良さから別名「関東の松島」とも呼ばれています。
本物の松島にも行ったことあるけれど、雰囲気が似ている気がします。
さらに五浦は岡倉天心が愛した場所なんだそうです。五浦海岸付近には岡倉天心のお墓や天心記念五浦美術館がありました。
 
恥ずかしながら岡倉天心の名前は知っているのですが、具体的に何をした人なのかまでは知りませんでした…。
岡倉天心は明治時代の美術史学研究の開拓者。
日本の伝統美術の素晴らしさに魅入られ、国内外に日本美術の優れた価値を広める美術運動家として近代日本美術の発展に大きな功績を残した人です。
日本画改革運動や古美術品の保存、東京美術学校(現在の東京藝大)の創立、ボストン美術館中国・日本美術部長就任など、様々な活動を行ってきたそうです。
 
東京美術学校の校長時代、明治時代にも関わらず奈良時代の出で立ちでお仕事なさっていたとか笑。
この時点で、かなり変わった方であることは間違いない。
令和の学校長が平安時代の公家の出で立ちで朝礼するようなもんです。それはそれで面白いけどね。
 
夜には条件が揃わないと見ることができない「ムーンロード」にも遭遇。
満月が海面を照らして海の上に真っ直ぐ道ができるという神秘的な現象です。
海面がキラキラ輝く光景は圧倒的な美しさ。
そして
しばらく照らしたのち、あっという間に消失。そのあとは何時間待っても現れませんでした。
ほんとに奇跡みたいな瞬間に遭遇したんですね。
きっと、良いことがあるに違いない。
 
思いきって出かけてみて良かったです。
温泉でお義母さんと話し込む嫁。
目の前には海!
そして温泉ではしゃぐ我が子たち。(静かにせい)
 
嫁のまとまりのない話を「うんうん」と相槌。時に笑ったり泣いたりしながら話を聞いてくれるお義母さん。
話の聞き方や考え方、リアクションが旦那さまソックリで。
さすが親子やなぁ…と思ったのでした。
 
人生、山あり谷ありとはまさに。
私も子どもたちも大きな成長の時期に片足を突っ込んでいるんでしょうね。
引き続き精進します。

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