いいひと。
先日、お笑いと歌をコラボさせた番組が放送されていました。
その中で、進行を務める出演者の方々が番組内で知り合いに連絡を取り、
その場で番組に出てくれるか交渉する、というコーナーがありました。
往年のテレフォンショッキングを彷彿とさせる企画。
「明日、来てくれるかな~?」「いいとも!」ってね。
その中でダウンタウンの松本人志さんが数十年ぶりに電話したのが
ウッチャンナンチャンの内村光良さん。
「ウッチャン、ごめんな~急に」
「いやいや、かなり久しぶりじゃん。どうしたの…笑。」って。
元々、私の中で「いいひと」なイメージが強い内村さんでしたが、
突然の電話にも関わらず、丁寧な対応。溢れ出る優しさ。
困ったような、照れたような様子が素を感じさせました。
ウッチャン、たまたま番組を見ていたそうで。
電話が鳴って「出るか、出ないか」スマホの前で1人考えこんじゃったらしい。
その姿なんとなくイメージが浮かびます。コントのワンシーンみたい。
結局、出演は大人の事情もあるので1人では決められず、
前向きに検討とのことでした。
声のトーンといい、話し方といい、なんかホッコリしました。
そして翌日、本当に来てくれたらしい。
見逃したけれども…。
この番組で個人的に大爆笑だったのが
IMYとどぶろっくのコラボ。
IMYとは、
I…山崎育三郎
M…尾上松也
Y…城田優
の3人からなるユニット。
ミュージカル界で活躍する3人が、
どぶろっくのネタ「大きなイ◯モツ」をどぶろっくと共に大熱唱。
元々ミュージカル調のメロディーだし、
どぶろっくの2人も歌が上手いから成立するネタなんだけども。
IMYが入ったことで、さらにレベルアップ。
特に山崎育三郎さん。
歌唱力はもちろん、抑揚も表現力も全てにおいて
誰よりも抜き出ていた気がします。
さすがミュージカル界のプリンス。
尾上松也さんが「花道」という歌詞の部分で
見得を切るような仕草をするのですが、
やはり所作がきれいですね。下ネタだけど漂う上品さ。
城田優さんってハーフだし
個人的に王子様とか魔王とか洋風の衣装がすごく似合うと思うんです。
育三郎さん、松也さんの次に登場したんだけど、
城田さんの農夫登場で、急に溢れ出るヨーロッパ感。
落穂拾いしそうな勢い。
下ネタだっていうことを忘れ、聴き入る小動物。
歌詞と表情と歌い方のギャップに大爆笑。
IMYの個性を存分に活かした最高のアレンジでした。
なんだろう、終わったあとのこの爽快感。笑
あぁ、ミュージカル見に行きたい…。
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