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ハッとして!Good

ハッとして!Good

ここ数日、凄い雨が降っています。
昼間はいい天気なのに、急に曇って、怪しい風が吹いてきて、遠くで雷鳴が聞こえて。
程なくしてバケツどころか25mプールをひっくり返したような土砂降り。
梅雨ってもっとシトシト、ジトジトの長雨じゃなかった!?と思う次第です。

我が子を迎えに行ったときは大雨だったのに、帰るころには晴天。
なんだか変なお天気です。

そんな雨上がりの玄関先でトカゲと遭遇。
綺麗な色をして、シュルシュルと動き回っていました。我が子はトカゲ初対面。
動き回る姿に少々ビビりつつ、喜んで観察していました。
トカゲって可愛いですよね。

帰宅後、近所を散歩していると力尽きたミミズに群がるアリの集団に遭遇。
その様子を見ていた我が子が「わー!!ママー!!」と走って来ました。

結構な数のアリが群がっていたから、きっとビックリしたのかなぁ…とか思っていたら
「ママ!!あっちでアリさんがミミズさんのお葬式やってた!!」と。

ハッとした。

ハッとして、グッときて、パッと目覚める感性。
やはり、子どものもっている感覚ってすごい。

大人は食物連鎖やアリの生態を理解しているから、アリがミミズに群がっていても気にしないかもしれないし、それを「お葬式」だと思わない気がする。でも、言われてみたらそう見えてきた。

アリはミミズの死を悲しみつつ、アリの餌として自分の体を差し出してくれたことに感謝しているのかもしれない。これはアリ一族が開いたミミズに対する盛大な感謝の会であり、お別れの会なのだ。

今までいろいろな虫に群がるアリに遭遇してきたけど、私の中にその光景を「お葬式」と表現する概念は無かった。我が子の世界ではそういう風に見えているんだね。
子どものこういう感覚は大事にしたい。
大人が変に邪魔をしてはいけない気がして、あえて難しいことは教えず「そうだね。」と答えた雨上がりの午後でした。


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