いくつになっても響く書籍

久々に、ピータードラッカーの
【プロフェッショナルの条件】を読み返している。

最初に読んだ当時は、中々に難しいな。
と感じたのだが、
年齢と共に、より嚙み砕けるようになった。
幾分か読みやすく感じ、また新しい発見もある。

というか、所々断片的に覚えていたことが、
なにやら繋がってきたような感じでもある。

そして、一番面白いのが、
当時の自分が重要だと思う所を、
赤線でなぞっているところだ。

当時の自分にとって、重要だった部分と、
今の自分にとって、響くところに多少違いがある。

そこに自分の歴史を感じたというか、
あー当時はこんな所に悩んでたんだな~
が分かって面白い。


逆を言うと、当時に心が引っ張られて、
なかなかに読み進められない。(笑)


更に面白いのは、
現代に発行されている書籍と、
昔のこの書籍で、同じ事が書かれているという点。

ドラッカーの日本語版書籍が発刊されたのが2000年。
かれこれ四半世紀以上前に予測していることが、ことごとく的を得ているし、
かつ、未来をどう生きれば良いかの道標になっている。

それは名著だわ。
と改めて感じ入っている。

今読み進めている中で、
僕は今の自分に響く箇所を、
蛍光マーカーで線を引いている。

昔の赤線、蛍光マーカーの今、
そして何年か後にもう一度読み返した時には、
どこの箇所に線が引かれるのかも興味がある。

何度も読み返せる名著には、
自分の歴史も詰められるということに、改めて気付いた。

やっぱりドラッカーはすごいわ。

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old rookie (50歳無職|職業訓練でWEBマーケティングを学ぶ)
あざっす!コーヒー飲ませて頂きやっす! (揉み手)