サイゼリヤで見たご案内のスタイル
先週金曜日の授業の後、
一部のクラスメートと共に、
サイゼリヤで飲み会をした。
間も無く卒業を迎えるクラスの皆さんとの、
コミュニケーションを楽しんだ。
僕は飲食業が生業だったので、
飲食店に行けば、必ずスタッフの言動を見たり、
周りのお客様の観察をしてしまう。
これはもう職業病だと思う。
ある時、食事相手にキレられてから、
バレないように見る癖もできてしまった。
ご案内のスタイル
そのサイゼリヤでは、
何故かお客様をご案内する際に、先導のスタッフが片手を挙げてご案内する。
全てのスタッフがそうしていたので決まりなのだろう。
今までのサイゼリヤで初だ。
なので全社での決まりではないように思っている。
(僕が知る所がサボっているという考え方もできる)
だが、何故か一言も発せず、手を挙げるだけだ。
だいたいご案内をしながらこの所作を行う、一般的な理由としては、
お客様を案内しますよと、皆でウェルカム感を出しましょう。という合図
それに伴って、いらっしゃいませなどの声がけ
ここに案内したので、その後ケアをしっかりしましょう
そういった意味合いがあることが多い。
が、前述の様にそのサイゼリヤでは、
お客様を案内する際に、一言も発さない。
手を挙げながら案内するだけだ。
そして、今流行りの卓上のQRコードで、
自分のスマホでオーダーする仕組みをとっている。
お客様に呼ばれる心配はない。
では、手を挙げてご案内する意図はなんだろう?
と気になってしまった。
後ろから続くお客様が
カップルだったが、先導するスタッフと同じ様に、
男性が手を挙げながら続いた。
彼女の笑いを取ろうとしたのだろう。
おちゃらけられる程、その姿に違和感があるということだ。
同級生との会話を楽しみながら、
そんな外部の景色が気になって仕方なかった。
やはり、職業病だ。
背景を鑑みてみる
その職場で、誰かが決めた事が教育されて、続いている。
ここは素直に素晴らしいと思う。
のだけれど、では僕がそこの管理職になったら、
「なぜ、それをするのか?」
を説明できないなと思った。
そこにしっかりとした理由があるから、
ルール化されているのだろうけれど、
現場を見ているとイマイチ理由が分からない。
どんな仕事にせよ、必ず行う理由があると思う。
その理由を説明できないと、上司は浸透させるのが難しいと感じるはずだ。
きっと、皆が守っている以上、
理解できた説明があったのかもしれない。
平気でルールを守らないと宣言する人
ルールは決まっている以上、守るべきことである。
違うと思うなら、しっかりと趣旨を把握した上で、
代替案を持って、上司に掛け合わなければならない。
僕が管理職だった頃、意図した内容があって、
だからこうする。という話をしても、
「私はこう考えるからやらない」
と、裏で言っていた人がいたらしい。
そもそも、人を巻き込める様に、
響く様に言えていない僕に責任がある。
だが、それを耳にした当時のシェフが、
そのスタッフを一喝してくれた。
「そんなこと言うんだったら、お前が管理者になれよ。
それで、皆がそう言ってるのを束ねてみろよ。
だからお前はガキなんだよ。」
そう叱ってくれたらしい。
それを僕は、違うスタッフから聞いた。
涙が出るほど嬉しかった。
そんなことを思い出しながら、
妄想していたらーーー
ついつい飲み過ぎてしまった。
久々の二日酔い
訓練校の歳が近い同級生がはっちゃけてしまい、
アホほど飲むハメになった。
それは、サイゼリヤの安すぎるワインのせいもある。
帰宅後あまり覚えていないくらい酔ったのは久しぶりだった。
翌日、未明に頭がズキズキ痛くなって目が覚めたのち、
一日中二日酔いで、WEBサイト作成の課題が滞って仕方が無かった。
お陰で土日はサムネイルの如く、
ぐらんぐらんしながら、ずっと缶詰でやっていた。
今日までの締め切りに合わせて一応形にできた。
が、今後もっとこうしたい。を、改めて作り直していこうと思う。
いよいよ明日は卒業式だ。
その後の懇親会では、飲み過ぎない様にしたい。
前述の飲まされ過ぎた原因のN氏には、
スピリタスを忍ばせたビールでも飲ませようかと思っている。