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職業訓練生のマーケティングレポートを聞いて世界観が広がるお話

前回からのつづきとなります。

僕はこの文中で

余談だが、クラスメート全員のレポートを聞いているのもとても興味深い。
自分が知らない業界や、知っていたけど現在の背景などを聞くと、
へー!が止まらない。

と書いたが、その内容を少し抜粋してお話したい。


M鉛筆さんのお話

筆記用具業界って、ぱっと考えただけでも、
少子化や、どんどんペーパーレス化が進み、
需要というのは減っていく業界だと単純に想像する。

それが今や「書く」というジャンルに類似した、
他業界への進出もしているそうだ。

中でも驚いたのが、化粧品。
アイライナー?だったかな?
化粧は分からなくてうる覚えだけれども、
そういった業界へも進出しているらしい。

なるほどなーと思った。
あとは母体に商事があるのが強みだとは思うが、
海外輸出が現在の売上の半分を占めているらしい。

これもまた、へー!だった。


とあるドラッグストアチェーン会社のお話

業界内での立ち位置のお話が面白かった。
「ドラッグストア」という看板を掲げながらも、
商品は全般にわたり網羅しているが、
注力している分野がそれぞれ違ったりしている。

例えば化粧品に特化していたり、
はたまた食品に特化してたりする企業もあった。

中でも面白かったのは、
近々業界1位と3位だったかな?
が、合併するらしい。
それぞれの強みをどう活かしていくのだろう?
と興味を持ったのと、

調査対象企業だったところの利益率が、
わずか5%未満の数字でも、業界2位だった事。

考察の中で、薄利多売だから店舗数を増やさざるを得ない。
という話をしていた。

確かに今後高齢化に伴い、ドラッグストアの需要は高まる。
問題は従業員だ。
そのころには色んな業務がロボット化されているのかな?
どちらにせよ、生き残りも中々しんどい世界だなぁと思う。

僕のぱっと思いついた戦略は、昨今の健康志向の、
体を鍛える人の増加のブームに乗って、
例えばライザップさんなどとコラボして、

プロテインと言えば、〇〇ドラッグストア

みたいな戦略を取り、付随する商品群の扱いも豊富にして、
大々的に打ち出していくのが良いのではないかなぁ。
と思ったけれど。もうやってるところあるのかな?


とある醤油メーカーのお話

その会社は、国内で最もシェアがある企業だ。
最近はワインなどにも注力している。
実際、そこの子会社であるインポーター(輸入業者)から、
僕はよくワインを仕入れていた。
すごく品揃えに一貫性があり、またレアなものも多かった。

そこの数字で面白かったのが、売上比率が国内約25%で、
国外比率が75%という、完全に海外メインになっていたことだ。
これには驚いた。

中でも国内は醤油に始まり、多種多様な商品群があるが、
海外はほぼ醤油一択。テリヤキソースの元として一番購入されているなど、背景の調査内容がとても面白かった。

特にアメリカでは、醤油をソイソースとは言わず、
会社名で呼ぶことの方が多いらしい。
企業名をばらしてしまう事になるが、
KIKKOMANと呼ぶらしい。

やっぱり発音は

キッコーメーン

なのかな。
知らんけど。

※タイトル画像はイギリスのキッコーマンポスターの様です。

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