強みと弱みは表裏一体〜面接に役立つ自分のUSP設定方法とは~
僕は現在、WEBマーケティングの職業訓練校に通っている。
学校では懐かしの「日直」という制度がある。
授業のレポートを提出したりする。
一時限目の冒頭、日直には決められたテーマでの、
2分間のスピーチがある。
面接対策の一環だ。
強みと弱み
トータルで6巡目までテーマは決まっているが、
二巡目のテーマは【自分の強みと弱み】だった。
クラスメートの全員が、自身の強みと弱みを言うのだが、
ん?それ表裏一体じゃね?
と思うことがよくある。
例えば、Aさんの例。
弱みは優柔不断。
でも強みは周りの意見を上手く引き出しまとめる。という例があった。
具体例が分かりやすかったのだが、
皆で食事に行った時に、大抵の人は「なんでもいーよー」という。
僕もよく経験する。概ねそう言う人が多い。
そんな時にAさんは、
「気分じゃない食材なに〜?」と聞くらしい。
そしていくつかの質問を繰り返しながら、
消去法で全員の落とし所を見出すという、
僕には思いつかない手法を編み出していた。
優柔不断だというAさんだからこそ、見出された解決法だ。
沈黙のWEBライティング
僕は現在、この本を読んでいるのだが、
その文中に、同じ様に強みと弱みの話が出てくる。
やはり弱みは転じて強みとなる事例を書き出していた。
文中ではUSP*の設定と紐づけた物語になっている。
*=Unique Selling Proposition
自社の商品やサービスの持つ独自の強みのこと
自身の強みと打ち出し方(USP)
職業訓練校は追々就職するために学ぶ場であるので、
当然就職活動が待っている。
「面接」という悪く言えば品定めされるときに、
「自分」をどう上手く伝えられるかが一番の難関だ。
突破のために「自身のUSPを設定する」ということを考えた。
本来のUSPの使われ方は、上記の意味合いだが、
これを面接に落とし込んでみる。
自社=自分、顧客=対象の会社、として考える。
そうすると一番最初に行うべきは、
まずは自分を知り、対象の会社を知るところから始まる。
対象の会社に必要なものはなにか?
それを知ることこそが、自分を売り込む第一歩となる。
行きたい(受かりたい)ところを徹底的に調べ、
対象の会社の顕在化している問題、潜在的な問題を考え、
自分が与えられる事の接点を考える。
そこで、前述の自分の強みと弱みを掘り起こす。
もう一度言うが、強みと弱みは表裏一体だ。
弱みから表現を変えたことが強みになることも意識する。
この先には答えがない。
後は自分次第だが、あえて無責任なことを言う。
そこまでしっかり調べて、
「恐らくここが貴社の弱みで、私はそこを埋められる可能性があります!」
そこまで言い切って面接を受けに来る人がどれだけいるだろうか。
僕は飲食店でマネージャーをやっていた関係で、
延べ200人は面接してきている。
そんな人は一人もいなかったが、
僕が面接官なら、その熱意に間違いなく合格印を押す。
熱意こそが強みだ
実際に、人事をされている方のお話を引用させて頂く。
もう一つ。
やはり熱意が伝われば、扉は開く。
言い方は合っていないかもしれないが、
【熱意】もUSPとなりうる。が言いたい事だ。
さいごに、絶対忘れてはいけないこと
USPを設定するに当たり、一つ大事なことを付け加えておく。
自社=自分、顧客=対象の会社。
言ったからにはやらないと、口だけ人間になってしまう。
その行動のベースとなるのはやはり、熱意だ。
最後までお読み頂きありがとうございました。
僕の過去記事で、恋愛に例えた内容も載せておきます。
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