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職業訓練校でキャリアコンサルティングを受けてみて

僕はWEBマーケティングの職業訓練校に通っている。

入ってから初めて知ったのだが、
訓練校ではキャリアコンサルティングの受講が、
在学中に3回、必須となっている様だった。
(以下キャリコンと書く)

なので、就職支援の授業があり、
キャリコン資格を持った方との面談がある。

かねてより、キャリコンの効果については講師の方から聞かされていて、
相談しながら涙する生徒もいるらしく、
就職戦線に迷っている人や、悩みが深い人には、
寄り添ってくれる相談相手として、
必要不可欠で、救われている人もいるようだ。



そもそも訓練校の専門分野がWEB業界という事もあり、
これまで資格を持つ学校長がキャリコンを実施していたのだが、

この度上位の有資格者が新たに加わったことにより、
僕は二度、この方にキャリコンを受けてもらうこととなった。
今日、僕にとって三度目のキャリコンが終了した。

僕はそもそも進路については自己完結していて、
相談することは一切無かったので、
キャリコンに関しての疑問を色々と聞いてみた。

そもそもキャリコンってどんな仕事なんですか??

文字から想像するに、
「経歴をコンサルティング」するということは、
業界の知見があって、ある程度の分野を網羅していて、
その業界ごとに見合った意見や提案をしてくれるのかと、
僕は勘違いしていた。

僕は過去にコーチングの資格を取ったことがあるのだが、
(資格の延長をしなくて、資格自体は喪失しているが)
それと同じようなものですか?
と聞いてみたところ、アプローチが違う。と。

いわく、コーチングは
ゴールを決める
のに対し、

キャリコンは
人を浮上させるお手伝い、背中を押すお手伝い
という事だった。
要はゴールが無いことも、ままあると。

なので、専門分野について掘り下げたお話が必要なのではなく、
(もしそういった趣旨ならば、学校長に振るらしい)
どちらかというと、深掘りしていくと、自身でも認識していない、
心の部分のケアが必要なことが多くある。
なんなら、実はそっちが最も大事だったりする。
というご意見だった。

なるほど。

現状、僕がキャリコンを必要としていないのは、
目標があって自己完結しているからだけど、
「そういった人ばかりではないからね。
 人はどうしても浮上できないときがあるから」

と言われて、自身の過去を振り返って、
なるほどなぁ。と思った。
僕にもそうした時期があった。



人の背景を汲み取ることが得意で、
好きだと思っている自分にとって、
僕はキャリコンという職種自体に興味があった。

コーチングも、キャリコンも、
人に寄り添って伴走することが必要なので、
人として、どれだけの経験をしているかが、
とても重要だと先生は言っていた。

山あり谷あり谷あり
そんな人生を送っている人こそ、
その人にしかできない寄り添い方がある。

だから、あなたは向いてるんじゃない?

そう言ってくれた。

その他にも色々とお話をさせてもらい、
予定時間を10分残して、
勉強になりました。ありがとうございました。
と言って面談は終わったが、
言いながら、

「あれ?これってキャリコンだったな」

と気付かされた。

疑問を投げかけていたつもりが、
僕に自分自身を深掘りさせて、
背中を押してもらっていた。

流石はプロだった。


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old rookie (50歳無職|職業訓練でWEBマーケティングを学ぶ)
あざっす!コーヒー飲ませて頂きやっす! (揉み手)