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あなたはいくつの都道府県を訪れたことがありますか? ~小説の中で訪れたことのある都道府県を数えてみる~

 小説を読むと、知らない場所を(脳内で)訪ねることができる、そこに住む体験ができる、といったメリットがあると思います。

 ということは、小さい頃から小説を読んでいる自分は「現実世界の自分よりも、脳内世界の自分の方が訪れた場所が多いのではないか」という仮説が立てられるのではないか。

今回はこの仮説を検証していきたいと思います。


前提条件

 「知らない場所」だと抽象的過ぎるので、日本の県で評価しようと思います。読んだ小説の中で、主人公が住んでいる地域、もしくは訪れた地域について県名が記載されていれば脳内でその県に訪れたものとします。おそらくこの県だろうと推定はできても、県名が明示されていなければ脳内で訪れていないものとします。

小説内で舞台の県名が明示されている
⇒脳内世界でその県を訪れた

小説の舞台の場所が明示されていない
⇒脳内世界でその県を訪れていない


結論:圧倒的敗北

 えーっと…







誠に申し訳ございません。

読んだ小説の内容を明確に覚えているわけではないので、全く集計ができませんでした。

 試みは良かったと思うのですが…無念です。


 手元にある小説についてはある程度確認できたのですが、既に手元にない小説は確認ができず。

明智小五郎シリーズとか、三毛猫ホームズとか全然内容覚えてないよ…

しかし気づきもありました。


推理小説の舞台は架空の都市や伏せ字が多い


今まで何気なしに推理小説を読んできましたが、よくよく考えると猟奇的な連続殺人や凄惨な事件を実在する都市を舞台にするのは、風評被害やイメージダウンにつながりかねません。架空の都市や特定されないように伏せ字にするのは一理ありそうな気がします。

となると、脳内世界の自分は架空の都市にはたくさん訪れたことがあるはず…

脳内世界で実在する場所をいろいろ訪れたい場合は、推理小説意外の小説を読んだ方が良さそうですね。

もし推理小説に括るのであれば、時刻表トリックのある十津川警部シリーズですね。いろんな都道府県を訪れることができそうです。(脳内)


負けは確定していそうですが、一応結果を貼っておきます。

脳内世界の自分:11 / 47都道府県
現実世界の自分:30 / 47都道府県



うーん、手元にない小説を集計できていないとしても、3倍近い差があるので恐らく現実世界の自分の圧勝でしょう。

残念ながら私の場合は仮説が成り立ちませんでした。

次から小説を読むときは、舞台についてのメモを残すようにしようと思います。そしていつの日か現実世界の自分よりも訪れた場所が多くなるようにチャレンジしていきます!


おまけ:訪れた県一覧

 現実世界の自分が訪れた都道府県は、都道府県名の前に〇をつけてあります。

〇北海道:推理対戦
青森:
秋田:
岩手:
宮城 :アヒルと鴨のコインロッカー
山形:
〇福島:
〇新潟:
〇栃木:
〇茨城:
〇埼玉:
〇千葉:
〇東京 :容疑者Xの献身,動機探偵
〇神奈川:
〇山梨:
〇群馬 :傲慢と善良
〇長野:
富山:
〇石川 :ボトルネック
〇福井 :ボトルネック
〇岐阜:
〇静岡:
〇愛知 :全てはFになる
〇三重:
〇滋賀:
〇和歌山: 十戒
〇奈良:
〇京都 :四畳半神話大系
〇大阪:
〇兵庫:
〇岡山 :本陣殺人事件
広島:
〇山口:
鳥取:
島根:
徳島:
〇香川:
愛媛:
〇高知:
〇福岡:
佐賀:
長崎:
大分 :十角館の殺人
宮崎:
熊本:
鹿児島:
〇沖縄:


 小説の中で訪れた場所がもし実在するのであれば、自分の脳内で想像したイメージとどれだけ近いのか、はたまた遠いのかを確認するために訪れてみたくなりますね。

アニメや映画の聖地巡礼をする気持ちが、何となくわかった気がしました。


おわり



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