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なぜ人から嫌われたら、喜んだほうがいいのか?
人から好かれるためには、人に気づかれる存在になる必要があります。
人に気づかれる存在になるためには、自分の意見を言う必要があります。
「私はこう思います」「私はこれが好きです」「私はこういうことが嫌いです」と表明することの積み重ねで、「あなたはそういう人間なのね」と、他人から認知されるようになります。
他人に気づかれる存在になると、10人に1人ぐらいの割合であなたのことを好きになる人と、あなたのことを嫌いになる人が出てきます。
「あなたのことを気に入らない」と思っている人は、自分ひとりだけあなたを嫌っているのは心細いので、「おい、お前も一緒にあいつのことを嫌いになろうぜ」と仲間を作ってあなたを攻撃してくることがあります。
なので、あなたが3人組に攻撃されたとしても、その中で本当にあなたのことを気に入らないと思っているのは1人だけ、ということがよくあります。あとの二人はしょうがなく付き合っているだけです。
一方、あなたのことを好きになった人は、「あなたのことを好きですよ」というアピールをしてきません。 だから、あなたは他人から気づかれる存在になったとき、嫌われたことばかりが気になり、誰かに好かれていることに気づくことができないことがあります。
誰かに嫌われたときは、世界中の人に嫌われたような感じがして、ものすごく怖くなるかもしれません。 しかし、「嫌われた」ということは「気づかれる存在になった」ということなので、必ずどこかにそんなあなたのことを好きになっている人がいるはずです。
なので、「あの人に嫌われたってことは、どこかで誰かが自分のことを好きになってるな」と考えて喜ぶことができます。 「嫌われたくないから」という理由で、自分の意見を言わなくなると気づかれない存在になり、人から好かれることもなくなります。
ということで、嫌われる勇気をもって好かれる人間になっていってほしいと思います。 私も嫌われるたびに、「よし、また気づいてもらえる存在になった」と喜んでいます。
では、素敵な一日を送っていきましょう。
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