おすすめの論文検索サイト[コメディカル必見]
この記事を見る前に、論文についての
以下の記事をみることをお勧めします。
論文を入手するには
論文検索サイトで検索するか、医学図書館で探すといった方法があります。
医学図書館では、綺麗に分類されている為、非常に探しやすいというメリットがあります。ただ、学術雑誌はそれ程多く置いてありません。
ですので、論文検索サイトで検索する方が目的の論文が見つかりやすいです。
というわけで、おすすめの論文検索サイトを4つ紹介します。
すべて無料です!
1.J-STAGE
J-STAGEは文部科学省所轄の国立研究開発法人科学技術振興機構が
運営する論文検索サイトです。
日本国内で発行された論文や学術雑誌を閲覧することができます。
特徴としては、検索窓にキーワードを打ち込むフリーワード検索に加え
詳細検索から、論文タイトル、著者名、発行年、分野を指定することで
絞り込んで検索をすることができます。
また、新着タイトルやアクセス数ランキングなども表示されていて、
ネットニュースの注目記事を閲覧するように、目についた論文に
フラっと立ち寄るという使い方もできます。
2.CiNii
CiNiiは国立情報学研究所が運営する論文検索サイトです。
J-stageと同じようにフリーワード検索に加え、詳細検索から絞り込んで
検索をすることができます。
J-stageと違い新着タイトルやアクセス数ランキングは無く、
シンプルなデザインになっています。どちらを使うかは好みでしょうか。
3.Google scholar
Google scholar(グーグルスカラー)は、
Googleの提供する検索サービスです。
色々な言語の論文を調べることができるので、まずは日本語で検索してみて
目的の論文が出てこなかった際は英語や中国語に変換して再検索という使い方ができます。
さらに、非常に便利な機能が備わっています。
保存をクリックすれば、「マイライブラリ」に保存されるので、
後で簡単に閲覧することができます。
また、引用元の数字を見ることで、その論文が他の論文に何回引用されたか分かるようになっており、信頼性の高さの指標にもなります。
4.Pubmed
Pubmedの特徴としては、以下の機能があります。
・MeSH datebase機能
MeSH datebaseとは複数の同義語を一つにまとめて、まとめた一つの概念にNLMが決めた単語(MeSH)を振り当てたものです。
例えば、フリーワード検索を使って癌について検索漏れが無いように調べようとした時、「neoplasia」「cancer」「tumor」など複数の単語で検索しなくてはいけません。
しかし、MeSH datebaseを使えば「neoplasms」と検索するだけで漏れなく癌について調べることができます。
・My NCBI機能
My NCBIを設定すると過去6か月間に検索した検索式を定期的に実行し、
その結果をメールで通知できるようになります。
私が普段使っているサイトは以上です。
私の使い方としては、J-STAGEもしくはCiNiiで検索して、
目的の日本語文献が出てこなかった場合はGoogle scholarとPubmedを
使って他言語で検索するようにしています。
どれをどのように使うかは好みなので、ご自身で色々試してみてください。
どれも便利なことに間違いありません!
次は論文の管理方法について書いていきます。
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