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好きなモノ=自分らしさという呪縛からの解放

自分らしく!とかよく言いますよね。
自分らしく輝こう!とか、自分らしく働こう!とか。
女性は特にこういうワードに触れることが多いと思います。

しかしひねくれモノの私は
「いや自分らしさって結局何よ」と思っており、こう、物事をナナメに見てたりしていました。

いや、だって、自分らしさって一番自分がわからなくない??

来年転職を控える私、自分らしく働こうと言われてもだな…
無理やり作るもんでもないし、自分らしくって本当に必要なのかねとかも思ってたりしたんですよ。

そこで、以下の本をもとにワークを検診の待ち時間にやってみました。

日経ウーマンの編集長の本棚コーナーにあって気になっていたんです。

そこでのワーク、「嫌なことリスト100」を書いてみました。

嫌なことを書き出す

好きなこと、したいことを100個書き出すってできますか?
私はなかなかできなくて、だいたい30くらいで一回止まります。

でも嫌なことリストってめっちゃ出る。もう出まくる。
こんなに不満ばっかりかいと思うくらいでる。

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ストレス抱えてたんかな…

この嫌なことリストは、自分を見つめるためのリストだそうです。

このリストから自分がコントロールできること・できないことを仕分けて
できないことは自分の捉え方をまずは変えるということが大事だそう。

例えば、私は上から目線のなれなれしい人が嫌なんですね。(まあそんな人誰だっていやだと思うのですが…)


一番嫌だったのは、あんた誰よというおばさまからあるべき育児を語られることや、娘がギャン泣きしている横で「かわいそうね~お母さん抱っこしてあげなさいよ」とか言われること。
いや!!あんた誰?!しかもこの瞬間しか見てなくて言っているよな??と
ふんがーーーーーとなります。私だけ?

(でも中には「お母さん大変ね、頑張っているわね、イヤイヤ期は必ず終わるからね…と慰めてくれるおばさまもいます。そういうのはマジで救われます…)

こういう方々とはなるだけ会いたくないのですが、話しかけられたらもう仕方ありません。
「昔の育児はこうだったのだな」「こういう囚われがあるんだな」
「他人から見えた今の自分はこうなのだな」

「私はその意見には共感も同意もしないけどな」

という風に、他人を活用して自分の考え方を知ると良いそうです。

コントロールできないことは、捉え方受け取り方を変えることで
自分と他人との違いを知る。
それがしいては、自分らしさの発見になるとのこと。

こう考えると、ちょっと変わってきそうな気がしますね。
自分を知るきっかけをくれてありがとね~みたいな。

人と比べてみる

この嫌なことリストは人のリストと比べてみることもよいそうです。

自分がめっちゃ嫌!と思うことが、他の人はそうでもなかったりする。
私は色んな土地の色んな面白い人や商材に会いたいから、出張できない今が苦しいけど
出張が嫌な人もいるもんね。

そういう違いの発見=自分らしさにつながるのだそう。

誰か比べっこしませんか(笑)

逆にしてみる

嫌なことリストの中で、なんとなく共通していることがあります。

私の場合、対等ではない関係性・シンプルではない状態・時間に囚われている働き方・マンネリ化・改善がされないことが嫌なよう。

だとすると、その逆が自分が嬉しいことということになりそう。

対等な関係性、シンプルで整った状態、時間ではなく成果で評価される働き方、刺激のある生活、改善していける環境…

こういうものが自分がいて気持ちがいいところなんだろうと思います。
(そういえば、自分が一番輝いてたなと思うミュージカルスタッフは、これが整っていた気がする)

なるほどな~とリストをみて思ったのでした。

「好きなことから自分を見つける」からの解放

今回このワークをやってみて、自分の心地よい感じはどんな感じなのか、
人との違いがどこにあるかの発掘について、考えることができました。

好きなことから見つける呪縛が結構負担だった私には
嫌なことリストの方が向いていたようです。

リクルートのビジネスは「不」を見つけることから始まる、らしいです。
不満・不安・不快・不便・不服・不要…
これは自分を見つめるうえでも大事かもしれません。
その不をどう解決するか、どうとらえ直してどう活用するかが
自分を見つけて育てていくのにいいかもしれんなあ。

今日もイラァ…としたことがあったら、この考え方を使ってみようと思います。


それでは!

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