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11月第3週 1シートリーディングその2

今日はこの本を紹介します。


私は仕事柄、中小企業の経営者とお話することが多いのですが
(いや、正しく言うと専門家との面談に同席しているというか)
話がわかるような、わからないようなことが多かったんです。

そういうのがなんだか悔しくて、
面白く経済とか経営が学べる本があればと思って手にした本です。

内容

この本は3人のインテリ経済学者が小さな企業を回って、色んな話を聞くというもの。

靴屋さんの店員にあれこれ聞いて「大学院5年分以上の価値があった」という経験をきっかけに旅をしながらいろんな企業をまわっています。

そこにあるのは、机上の論理ではない、現実の話。
事業拡大のカギになったのは何だったのか?
ブランドを守るにはどうしているのか?
価格の設定は?インセンティブ制のポイントは?大企業と戦うには?などなど…
話を聞いた3人の経済学者は「マイクの法則」という題目で、インタビューをまとめていきます。

読んでみて

なんだろうね、アメリカの気質?なのか、
至る所にジョークや皮肉や3人のケンカが盛り込まれてて、単純に面白いんですよ。
だいたい食事がまずいとか、おまえのせいでひどいホテルに泊まったとか、
なんか水曜どうでしょう見てる感じ。

いやもうほんと大好き水どう↑

そうでありながら、きちんと経済・経営のことを説明してくれる内容です。
約40社のビジネスモデルを紹介しながら、なぜ成功しているのか、またはまだ成功にいたっていないのかを分析しています。

わかるようでイメージがプスンともつかなかった「規模の経済」も
これを読んでイメージはつくようになりました。

おススメする人

これからスモールビジネスを始めたい方や起業したい方は
必ず読んだ方がいいと思います。
何をどうしたら儲かるのか、その儲かる「場合によりけり」の場合はどうなっていることが多いのか。


全てのビジネスは同じではないのですが、参考になることはめっちゃ多いと思います。

製造業からカフェ、通信業まで幅広い業種が紹介されているのもポイント。

私は自分が起業するとかは絶対ないのですが、
起業する人をサポートしたいという想いはあるので、この本はこれからのやりたいことを助けてくれそうです。

面白いは大切だ

こういう本って大概つまらないんです爆
でもこれは本当に面白かった。

これは個人的偏見ですが、アメリカの学者が書いてる本って面白いんですよ。
アリエリー教授も面白いし。

興味をひかせる、ひきつける、読者を漬からせるという点においては
表現の国アメリカの強みが活きてるような気がしました。

来週はアリエリー教授の本を読む予定です。楽しみー。


それでは!




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