おはようございます、やまもとみずです。
今日は今読んでいるこちらの本から面白かったところを取り上げて、自分の解釈を加えてみたいと思います。
三人の経済学者が「おまえの選んだチディナーは最低だな」などとケンカしながらアメリカ全土を旅する。
道中の小さい企業や店舗に取材し、経営の話を聞いては感動したり、興奮したり、ひざを打ったりする。
そんな本です。
この本の5章が、ブランド構築のセミナーを企画する私にとっては大変興味深いモノでした。
(決して講師業ではないです。企画するのが仕事です)
この本ではブランドをいくつかの種類にわけて書かれています。
・経験財・・先に買った人の評価が消費行動を左右する。購入し消費して初めて価値がわかるもの
・探索財・・購入前の情報収集によってある程度品質がわかるもの。
・憧れで購入するもの・・購買意欲を刺激するもの。宝石など。
・人前で消費される商品・・その商品を利用する人はどんなタイプの人間かを表すイメージ。
・信用財・・購入し消費してもすぐに効果や品質がわからないもの。学校系のサービスとかはこれにあたる気もする。
この種類分けと自身の体験を絡めてみましょう。
世間はクリスマス
そうです。クリスマスといえばプレゼントです。
我が家も1歳の娘に何をあげようかと考え、トイザらスに行ったりAmazon探索をしたりしました。
結局ミニピアノにしました。友人がSNSでアップしていたのを見て、うちの娘も歌や音楽が好きだしいいな、と思ったからです。
(ここでいうと私はある種の口コミに動かされたともいうね)
こちらを買いました。
で、数あるピアノの中でなぜこれにしたか。
①カワイという楽器メーカーのものだから・・検索財
これはわかりやすい理由ですね。
楽器といえばヤマハかカワイが品質がよい、みたいなところが朧気にあります。
HPを見るとピアノの品質もまあまあわかる。
きっとたくさん楽器メーカーはあるんだろうけど、想起率(ブランドを思いだしてもらえる率)は高い。
長期間楽器やってきた、CMがある、ピアノ教室をやっている、通っていたなどなど、たくさん触れる機会があったからだと思います。
(そう考えると、イベントでもなんでも消費者と接する機会があるほうが想起率は高いのかも。店内BGMで店名言いまくってるのもまさにこれか…?)
②レビューが良かった・・経験財と検索財の側面
高くはないけど、1日150円生活の私には安くもないです。
なので、レビューはしっかり見ました。鍵盤のタッチがいい、音がかわいい、喜んでくれたなどなどのレビューはかなり参考にしました。
もちろん他のミニピアノと比較検討しながら、最終的にはこれに。
「レビュー書いてね」と言われることも多いけど、直接の購買行動にレビューや評価はかなり結びつくんだなと。
ママにもくださいよ
と、旦那にブーブー文句を言い、そして愛用のアネロリュックが壊れてしまたので自分のクリスマスと誕生日にこちらを買ってもらいました。
かわいい。自転車のマークがたまらない。
私がこれを選んだのは予算もあるけど、それ以外の理由はこちらです。
①仕事で使えるカジュアルかばん・・人前で消費される商品
一応社会人なので(笑)、カジュアルすぎるリュックは、ねえ。
あともういい年なので、安っぽいリュックも恥ずかしい。
企業訪問にも行けて、なおかつ、「大人可愛い」ものを選んでいる。
つまり、かたすぎなくて、ほんのりカジュアルな大人としてモノを選ぶと自分は嬉しいし、そう見てもらえたらもっと嬉しい。
鞄と靴はこだわりたいというのもあります。素敵な大人はそうだから。
これは人前に出ることを意識していますね。
②機能性・・探索財
このブランドもいろんなラインナップがありますが、これを選んだのは機能性が自分に合っていたからです。
・A4ファイルが入ること
・PCが入ること
・防水であること
・容量
・鞄の中がごちゃつかなさそうなこと
これらをすべて満たしてたので購入に至りました。
こちらもHPにしっかり載っていますし、もちろんレビューも参考にしました。
高くはないけど安くもないので、3年は大切に使いたい。
ちなみにこのビアンキというものは初めて知りました。
「大人 仕事 リュック レディース」か何かで検索して見つけたのです。
まとめ(になるのか?)
探索財ー商品情報、品質がある程度わかるもの、そして調べられるだろうものは、ブランド管理として
・HPやSNSでの正確で頻度の高い発信
・レビュー・評価の掲載
・商品に込められたメッセージ
・わかりやすい写真。
経験財も評価が必要ですね。
今回は2点をAmazonでお願いしましたが、理由はこれまでの経験上早く届くからです。これは自分の評価。
楽天は遅いことがあるので、クリスマスイブに間に合わせたい今回はAmazonにしました。
Amazonのスタッフさんは大変だろうな…
人前で消費される商品はイメージ図があったほうが良いでしょう。どんな人がどんなシーンで使用し、笑顔になっているか。
写真ってそういう意味では大切だな。
以上、自分のクリスマスと絡めてブランド管理について考えてみました。
それでは、ハッピーメリークリスマス!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?