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ママは我慢すべきなのか?我慢は思考停止ではないのだろうか

昨日新幹線の中で読んだ本に1,000回くらい頷いた文章がありました。

この本から学んだことや共感できることは山のごとしすぎるのですが、
今日は1つだけ紹介します。

私、我慢というものの多くは「思考停止」だと考えています。
たとえば、「手取り収入が低い」ということを我慢している人がいたとしましょう。少し頭をひねれば「手に職をつけて転職する」「副業を始める」といった解決策が出てきます。「手取りは少ないけど、我慢が大事だから今のまま我慢する」これは単なる思考停止にすぎません。
大半の我慢は、しっかり考え、行動すれば解決できるものなのです。

私はママになりたてのころ、「ママだから」という理由で我慢をたくさんしていました。

例えば、自分の好きなことは諦める。
今までやってきたよさこいやミュージカルも諦めた。

キャリアアップも一旦停止。時短だし。

友達との飲み会も、夜のセミナーや交流会も諦めました。

ママだから。

これは自分で決めたというより、今思えば世間を気にしていたのかもしれません。
だからか、夜の街を子連れで歩いたり、ごはんにいってたりしている人を見るとイラっとすることがありました。
多分羨ましかったんでしょう。
(子連れで夜出歩くのは睡眠時間確保や諸々のことで、やっぱり私はしたくないと思いますが)

でも、これ考えたら我慢しなくてもいいこともあったんです。

例えば夫を頼る。実家を頼る。ファミサポを頼る。
頼り先はたくさんある。

完全自由に好き放題にすることはできません。

でも、これだけはどうしてもやりたい、学びたい、参加したいというものについては
どうにかなるもんなのです。

私はどうしてもよさこいを復帰したかった。どうしても原宿の本番に出たかった。
お昼休みを返上し、非常階段で振りを覚えた。
早朝公園で一人怪しく踊りの練習をした。
通勤中の電車ではずっと振りの動画をみていた。
娘が寝た後は窓を鏡にしてリビングでひたすら練習した。

本番については、夫は夫で別のよさこいチームに所属している。
夫の居場所であるよさこいチームから私の我がままで離したくなかった。
実家は祖母の介護のため原宿まではいけない。

ということで、本番は一時保育をお願いし、私と夫は原宿の舞台に立ちました。

これ、ひどいと思いますか?

私と夫は無責任な親でしょうか。

私たちはできる限りの準備とフォローをしてのぞみました。

一時保育あるからいいや~と軽い気持ちでのぞんだわけではありません。

激選した「どうしてもやりたいこと」を達成するために、時間と労力を費やした結果です。

ここまでできないわ、ということは本当にやりたいことではないのかもしれません。
となれば、それは我慢してもそんなにストレスにならないことです。

我慢、とは今の自分や状況を変えたいと強く思うのに、何もしていないことを私は言うのだと思います。

私の場合、我慢したら、いつか娘のせいにするかもしれない。
挑戦しなかったことを悔やむかもしれない。
それだけは嫌だったんです。
原宿の舞台が終わった後、娘への感謝の気持ちが溢れて溢れて…
ママを踊り子に戻してくれて、ありがとう
心からそう思ったのでした。

どうすればできるのかを考えろ

我慢は思考停止とはよく言ったもので、できないからやらないになってしまいます。

じゃなくて、どうすれば叶うのかを考える。

そのために可処分時間がどんなものなのかを把握することが大事です。

24時間を有意義に過ごせているかどうか。
ダラダラしている時間はあるかどうか。スキマ時間を如何にいかせるかどうか。

ダラダラしたいなら、「ダラダラするぞ!」と決めてやるか。(笑)

ママという制限が多いライフスタイルだからこそ、我慢をしないために
何を選んで、どうすれば可能になるのかを考える。そして実行する。

ただこれだけだと思います。

逆に制限が多いママだからこそ、濃密になるというか。激選した分満足度も高いというか。

ママだから…とあきらめる前に。
すこし考えてみませんか?

それでは!

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