ちゃまの思い出①憧れの人【2024.9.2】
私には憧れの人がいる。
それは同い年だが、考え方が大人で人間的な魅力に溢れた人だ。その人の周りはいつも笑顔に溢れている。まるでミッキーマウスのような主人公タイプだ。
そんな人を初めて見た。話をしてこの人には何をしても敵わないと思ったのは初めてだった。そのくらい凄まじい愛され力を持った人だ。
その人はとてつもない熱量を持っているにも関わらず、どこか寂しげで孤独で影がある。そんな力強くも儚いところに惹かれていった。
なぜか知らないが、同期のなかでも至って普通でつまらない私に対して、よく遊びに誘ってくれたりしていた。
コロナ渦の真っ只中ではこんな私でも、あの人にとっては多少は話し相手になったようだ。
初めて会ったときにはこんな気持ちになるとは思いもしなかった。つづく…